妻に“こだわりの強さ”があるのでしょうけれど、
だからこそ、ネガティブな伝え方をしたらますます不安を煽ることになるのでは?
『大きな事故怪我になる前に
よく
休むようにいってるのですが』
このひとこと。
未来に大きな事故や怪我が発生することは決定事項でしょ。
休めば回避できる手段を伝えたいかと思うけど、
それが相手には不安を起こす要因になり、相手が次にどう考えるやら予測してないのでは?
『事故や怪我』が事実であったとして
伝える側は本当のことを言って何が悪いと思うのだろうけれど、
相手が“できなくなった場合に備えて”さらなる行動に移るとは考えないかしらん。
こういうときこそ、
ポジティブな伝え方をしたらば、
相手は気持ちよく休めませんか?
目的は『休むこと』であって、相手に不安を与えたり支配することではないでしょう。
だから、日本人男性はデリカシーがないって言われるのでは?
これらは夫婦や男女の関係ばかりではなく、
親子にもあてはまります。
一般的によく使われる言い方ならば
「明日の朝が起きられないから、早く寝なさい」
こう言うと、子供が“できない”ことを示唆しており、親が“できる方法”を教えてやる立場を強調しておきながら、子供の自己肯定感があがらないって悩むなどナンセンスです。
そうして子供が教えてやる親に従わないことで、苛立ちを募らせることにもなるでしょう。コントロール下に置いて、自主性や主体性が育ちますか?
いったい人は何を手に入れたいのだろうか(笑)
あれもこれも手に入れたいばかりで、真の目的が曖昧になってないだろうか。
ちょっとの工夫で円満な関係を築けるものも、
当たり障って傷を深める関係にしていませんか?