こういう悩み方をする人って、
『わき目を振らず真っ直ぐ』なことを素晴らしいと、「ちゃんとしたこと」に考えてない?
柔軟性が乏しいとか、発想の転換を起こすエネルギーがないとか、このようには考えてないでしょ?『気合い主義』とか『ヤンキー体質』など、努々思っていなさそうで、囚われている事実にも気づいていなさそうよ。
こちらに書いた小説の主人公が、そのタイプのハイスペです。
なにせ母校をトップの成績で卒業、就職先も上層階の管理部門になり、社宅の占有部分にはラボを併設しています。
だから指示者を求めるし、スペックを手に入れた努力が自信の裏付けになるし、真面目な好人物を自負して、暑苦しいとは感じず熱血であることによりさらなる自信が深まるのでしょう。
もし、ドライバーが『わき目を振らずまっすぐに』運転していたら、
歩行者のみなさんはどう感じますか?
ちょっと考えてみて、
パソコン、今のパソコンは複数タブを同時作業しますけれど、初期の頃は単作業でした。プリンターを起動したら検索を中止するとか、ね?プリンターに囚われて、他の作業の指示は受け付けません。今の状態に慣れたら、この機械は使いにくくないかい。それが当時の「当たり前」でした。その当たり前ですら、人間が作業するより早くきれいな体裁で仕上がります。
その「当たり前」の時代、
単作業の機械はたくさんあって、電卓から洗濯機まで、おおよその機械は
指示されたプログラム通りに動いていました。
その指示内容を解説した小冊子が、取り扱い説明書になります。だから取り扱い説明書を読めば、この機械はどのような作業をして、どのような不具合を起こすかまで記してあります。
それが「機械のプロフィール」ではないかな。
機械はあくまで無機質な物体であり感情はありませんので、好みを訴えることもありません。どのような人物が取り扱っても、作業工程さえ正しければ『わき目を振らずまっすぐ』プログラム通りに動きます。
そこへ感情を付加したら、人間になるの???
人間の付加価値って、感情があること???
そうして、一億総評論家が誕生しましたか???
エエエエェェェェェヾ(マジ゚Д゚カヨ)ノェェェェェエエエエ!!!!
白物家電が気持ちを持ったら、人間なん!?理性はどこへ???
で、こちらが、その若者たちを見た部外者たちの話を描いたライトノベル。
戦争をしている敵はAIであり、AIも人類について感想を述べています。第7巻は戦場を離れた協力国の支援によりリゾート地で休暇を取りつつ、主人公たちの恋模様が進展する物語になっています。冒頭から水着の少女たちが乱舞しており、女目線から見てもビキニの種類がこんなにもあったことを感動しました(笑)
戦時と平時では有能の基準が変わることについて書く小説は多く、
有川浩作品『海の底』には、平時に突出した人間ほど戦時には傑出するとも書いてありました。必要なスペックが変わるからではないかしらん。
そうして現在のデジタル社会は、AIが中心へ移行しつつあります。
AIのプログラムには『チェーンオブソート』が搭載されており、柔軟な対応もはじまります。教育界には真っ先に要望があがりそうな、個人に合った対応力を備えたプログラムが社会に登場したら、どうなると思いますか。
チェーンオブソートについて、
有名なコミックやヒット曲にも書いてあったことを
みなさんは覚えていますか?