ずっと昔、子供が中学入学した頃、
創竜伝を2冊買いましたが、子供は読みませんでした!

学校も様々に工夫して読書の時間を設けますが
好きな本を家庭から持参させるので、準備が大変でした。

親が買い与えても子供が読まなかった本は、多数。
一度読み満足した本も、多数。
そんなに賢い子供とは、親ですら到底思えませんが(笑)

子育ては、時間だけでなく、お金もかかります。
気に入ったものを見つけるまで、付き合う親も大変。
気に入らなければ怒るほど幼稚ではありませんでしたが、
放置すれば世間様に怒られ大変、
牧じゃないけど、世間はいつでもうるさい、です(*´艸`*)あっちもこっちも大変しかない

その創竜伝の作者であられる田中芳樹先生が
現在放映中の、銀河英雄伝説の特番に出演されました。

そこで、作品の作り方を、大変わかりやすい例えで、話していらっしゃいます。

作品の始まりから終結までを、
東京~大阪間の移動に置き換え
途中下車や、車窓の風景なども加え書いていく、と。

この移動が、純情ロマンチカ内で作家業を営む宇佐美秋彦先生の場合ですと
東京~大阪の移動が北海道へ向かいます
これも、作品!
一年後へワープしても、作品!

お料理も、そうでしょ(´・ω・`)
番組の中では「○分たったものが、こちらです」って
出来上がった作品が、人の手に現れます。
その経過は映りませんが、他の人が準備していたのでしょう。

その他の人こそ、二次作家と同じww

ワープするから、二次が生まれます。
補完する隙がないほど情報を詰め込まれては
読み手の想像域がありません。

小説を、アニメや実写にて表現を変える人も
この想像を活かした仕事。
それは、田中先生も、話されています。

原作を預けた以上は、一観客となり作品を楽しむスタンスを、取られているそう。
そうした作者がおられるからこそ、アニメ化を楽しませていただけます。

書いたものと違う!
こうしたツッコミを入れられては、視聴者はオチオチ作品を楽しめないでしょう。

そういうことで、今夜もアニメを見る所存
なにはともあれ、

田中先生、
素敵な作品を、ありがとうございます