「もうパパとママにいわれなくても
しっかりとじぶんから
きょうよりもっともっとあしたはできるようにするから 
もうおねがい ゆるして 
ゆるしてください おねがいします」
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躾とクレームを履き違えた親。子供が書いたこの文は、もはや訴状です。

香川の児相職員が子供の人権を教えるために訪問していたようで、
そこから逃げ出した義理の父親は、東京へ転居した後のこと。

父親の教育過程は存じませんが、
子供はストレスを発散するためのツール、ではありません。
家族に甘えていたのは、父親です。

5才児の文面が、これだけしっかりした内容を持つって、
優秀な子供かと思います。
大人でも、もっと酷い文面は、いくらでもあるでしょう。

父親は、児相の訴えも、子供の訴えも、聞き入れずに
子供を追いたてることで、自分のプライドを満たしたのでしょうが
子供は保身するツールでも、見栄を張るツールでも、ありません。

毒を吐いて、自己満足を得たに過ぎないでしょう、この父親

不況が、そうした家庭を作る側面は否定しません。
現代は、三次産業(サービス業主体)下にありますが
もし、二次産業下でかつ余るほど仕事があれば
自宅にいる時間は減るでしょうから。一次や二次の産業では、人との関わりも減らせます。

少なくとも、
自宅にいなければ、ストレスが子供へ向かうこともありません。
娯楽は、限りなくあるので、自宅を顧みずとも娯楽に勤しむでしょう。 
その場合、ネグレクトの発生は、起こり得ますが。

このようなニュースに枚挙はなく、
逃げるは恥だが当人が生き残る役には立っている、この事件。
親業を辞して、保護施設を頼る提案も社会にはありますけれど、
この父親はその前に、相談所を否定していますから、行くはずがないと私は思います。
TOKIO存続のために職を辞して自ら入院加療を選んだ山口達也氏の方が、社会の役に立っているとはならないのでしょうか。

具合が悪いのは、いったい誰なんでしょうか。