アバラ日記。 -59ページ目

サノビー号。

アイツはまだ眠ってるな
そろそろ起こさなきゃな

さてとおれは走りだすよ
フラリとまた走りだすよ

陽が西に傾いて吹く風が
冷たくなるまでフラフラ

サノビー号〔仮〕に乗り
どこまでも走ってみるか

寒い…

もう風は冷たかったので
やっぱり帰ることにした

若葉と青空。

粗大ゴミのように眠ろうと
決め込んだのに起き出して
眠いといえば眠いのだけど
ベランダから銀杏を眺める

とりあえず洗濯機を回して
何から始めようか思案する
もしもウトウトしたのなら
その時に眠ればいいからね

一年中がこんな陽気ならば
上手いこと生きられるのに
ひとりごちてはよっこらせ
ひとつひとつひとつひとつ

さてと洗濯が終わったなら
青空の下を自転車に乗って
ビールでも呑みに行くかね
生まれ変わるには良い天気



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三十六歳の春だから。

午前四時

鏡の中に

くたびれた男

白いTシャツに

ハラマキ

以前何処かで

会ったような…

…!

パパなのだ


四十一歳の春はまだ遠い

少し老けた病み上がり



おれにはまだ

成すべきことがある

こんなところで

くたばるわけにはいかない

そうだろう?



東の空が所々割れて

七色の朝陽が零れ落ちる

東京は良い天気だろう

夕焼けになるかもしれない