11月の終わり、クリムが小さな発作を起こしました。


夜8時頃ゆっくり寝ている時でした。


10秒から15秒くらいの時間、手足が硬直して目を見開き


眼球がちらちら左右に揺れて涎を落としていました。 


その後はすぐもとのクリムに戻りました。


それから一週間後、また夜寝ている時に発作を起こしました。


今度は前より長い時間…1分ほどでした。


何かがおかしい…


次の日、掛かり付けの病院に行き、血液検査、心臓チェック等してもらいましたが


悪いところは見つかりませんでした。


でもやっぱり何かがおかしいのです。


脳の検査をした方がいいとのことで、14日朝一番の予約で


日大メディカルセンターへ行ってきました。




犬と歌う


朝9時の病院入りだったため患者さんも少なく


とても静かな待合室。




犬と歌う



クリムを抱っこして待合室で呼ばれるのを待ちました。


間もなく名前が呼ばれ診察室へ。


午前中は細かい問診、血液検査や心電図などの検査。


12時前に結果が出て異常なし。


午後はMRI、CT、脳髄液の検査。


夜7時過ぎに診察室に呼ばれました。


検査結果は左脳の前方眼球の少し下のあたりに


縦1,5㎝、横1㎝の腫瘍がみとめられ、


左脳が圧迫されて腫れていました。


脳腫瘍、髄膜腫であろうという診断でした。


色々質問をしましたが、舌がもつれて


うまく喋れなくて…


担当の先生も、研修医の先生方もよくしてくださいました。


3日分の薬をもらい、


帰りは暗い道をクリムが寒くないようにカートにのせて


話しかけながらゆっくり駅まで歩き


藤沢から電車で帰ってきました。


その時は涙もでませんでした。



犬と歌う


検査の翌日、お昼寝中のクリム。


トリミングを予約していましたが、疲れていると思ったのでキャンセルしました。




犬と歌う


来月14才になりますが、ほんとにいつまでも子供の様なクリムです。


家に帰って来てからは、無邪気な様子を見るたびに涙がでてしょうがありません。


二年前に悪性リンパ腫でサンタを虹の橋に見送ったばかりなのに


なんでクリムまでこんな病気にと脱力感に襲われます。


これからどうなるんだろうという不安でいっぱいです。



今、症状を抑える薬をのんでいますが


大学病院からは積極的な治療はすすめられず、薬で症状を抑えながら


様子を見ることをすすめられました。


頭を開けて手術するリスク、放射線治療も1度ではなく十数回その度に麻酔をするリスク


抗がん剤もサンタで嫌というほど副作用のつらさを体験しました。


腫瘍が大きくならずにいてくれたらと願うばかりです。


何かよい治療法があったらお知らせ下さい。


長くて重たいブログになってしまいました。


読んで頂いてありがとうございます。




二ーナへのお祝いメッセージありがとうございました。

お返事もせずにもごめんなさい。