2022.7.1
大分県豊後大野市の歴史、文化、地質や地形、産業について学べる施設、『豊後大野市資料館』に行ってきました
久々投稿です〜
総合展示室
総合展示室では、豊後大野市の大地ができるところから、近代産業まで5つのゾーンに分けて説明がありました!
ZONE1 約9万年前の阿蘇火山巨大噴火
ZONE2 大地の生い立ち
ZONE3 自然と人々のくらし
ZONE4 大地に芽吹いた文化
ZONE5 交通と産業
九州外の方も、熊本県の「阿蘇山」は聞いたことがあると思います。阿蘇山は27万年前から4回の巨大噴火を起こしています。その中でも、9万年前のAso-4と呼ばれる4回目の噴火は特に規模が大きく、九州の大半を覆い尽くしました。
火砕流が固まると、岩石になります。これを「溶結凝灰岩」と言います。この、溶結凝灰岩は柔らかい岩石です。川の浸食作用により、「江内戸の景 」や「滞迫峡 」などがつくられました。また、加工しやすいことを生かし、国宝「臼杵石仏」(臼杵市)、「普光寺磨崖仏」など、たくさんの磨崖仏が作られました。また、水運に欠かせない港(犬飼港)の足場にも溶結凝灰岩が使われています。
豊後大野市は阿蘇の噴火によって作られた大地を有効に使い、豊かな生活・文化を築いてきたのだと思いました!
アーチ橋づくりも楽しかったです!
その他の展示室
総合展示室以外には、
- 歴史民俗展示室
- 化石・鉱物展示室
- 古民家展示
もありました!
また少し大分について詳しくなった気がします