今週末は、なんだかんだで一ヶ月面会に行けなかった母の面会に…。

次の日も月に一度の本家の事をする日で、今週は現実逃避はなく、現実に自ら体当たり走る人の週末。


母の施設はデイサービスやグループホームもあり、色んなタイプのお年寄りが寄る施設。認知症の人がいるスペースには鍵がかかっていて家族でも入れず、面会は事務室前の通路に小さな机とイスがあってそこに連れてきてくれるタイプ。面会の場所と言うより、食事場所に向かう事務室前廊下。前日までに面会時間を予約して、時間に事務所に行くとスタッフさんが連れてきてくれる。面会には30分の時間制限がある。

扉が開くと「あぁ、娘…」と介護士さんに言いながら歩行器を押して出てきた母。歩行具を支えにしっかり自力で歩いててよかったと思ったけれど、近づいてくると少し痩せた顔で目つきがいつもの母と違う…。ちょっと鋭いような…うつろなような感じ…。話しの内容は自分の実家のまわりの話しなどいつも通りシッチャカメッチャカなのだけれど、「車で出かけて帰ってきたらもう食べるものは何もありませ〜んて施設の人に言われて、車の運転してくれてた人にも食べるものないですよっ!て言われて、座ってても何も出てこないから寝るしかなくて昨日からお腹空いて、お腹空いて…」と。

私と話すると言うより自分の言いたいことをいい続ける30分。


あぁこれが認知症の「私、ご飯食べさせてもらえない」症状なのだな…。

2年ほど前に認知症サポーター講習を2度経験。その時はまだまだ父も母も年齢のわりにしっかりしてた…。遠くない未来と思ってたけど、こんなに突然に来るんだ…。

前回までは、施設にアニマルセラピーで飼われているワンコが可愛いとか(昔うちで飼っていたワンコと思ってるようだけど…)、ごはん美味しく食べれてるとか、一部会話が成立してたのになぁ…。私以外の面会はないようなので、ちょっと間があき過ぎたかなショボーン


まだまだ喋り続けたそうだったけど時間が来たので母の手にハンドクリームを塗りながら「もう夕食の時間だから、お母さん食堂に行かないと」といったら、いつもの「ありがとね。あんたも気をつけてかえるのよ」も言わず、振り返ることもなく部屋の方へ戻って行った


年明けから施設に入所し、今のままじゃ家に帰っても迷惑かけるからと自分で言ってて、いつも介護してもらえることに感謝して「すいませんねぇありがとうねぇ」てお世話してくれる若いスタッフさんに繰り返し言ってたのになぁ…元々、ネガティブ系だった本心が出てきたのかな…。

兄が一週間も帰って来ないから池にでも落ちたんじゃないかと心配してた…。

何度「元気だよ」と言っても父のことをすぐ「オジイさん、シ〇だ」と言う母……。

決して仲のいい夫婦ではなかった両親。私が子供の頃は大声で喧嘩ばかりのイメージ。

半年以上離れてるれて暮らしてる今、92歳の父に「母さん、ご飯食べれてるし歩けてるし元気だよ」、89歳の母に「父さんが母さんが帰って来ないって心配してるよ」と言うとお互いに「そうか」と涙する…。


ほんとにアマノジャクな似たもの夫婦…