リンくんはわが家に来たリンくんについて書いています。

 

 

これまでの経緯はこちら

 

うちの子になったリンくんの話 ①

うちの子になったリンくんの話 ②

うちの子になったリンくんの話 ③

うちの子になったリンくんの話 ④

うちの子になったリンくんの話 ⑤

 

 

不安なことがあった時、目を合わせずにひたすら存在を消す犬もいますが(ビビりちゃんはこのタイプ)、リンくんは凝視するタイプのようで、車の中でもキャリーをのぞくとずっとわたしの目を見てきました。

そのたびに、「大丈夫だよ」と声をかけながらいざ自宅へ。

 

キャリーから出てこないのではないか。

噛むのではないか。

 

いろいろ不安があったのですが、自宅に着いてキャリーを開けると、部屋中を探険しはじめました。5歳とまだ若く、好奇心の方が大きかったのかもしれません。

ビビりちゃんが来た時もそうでしたが、わたしたちは基本、その子が落ち着くまでは放っておきます。

探険するもよし、隠れるもよし。

リンくんは今は亡きひょうちゃんのおもちゃでも遊びだし、思ったよりもすぐ慣れそうでした。

 

 

 

その日からリンくんとの生活が始まりました。

 

ストレスでおなかを壊すこともなく、食欲低下もなく、体調面の問題はありません。

丈夫に産んでくれたママに感謝しないとね、リンくん。

息子が撫でても噛むこともなかったのですが、下半身をさわられるのがあまり好きではないようで、歯を当てるしぐさをみせることもわかりました。

そうか、そういうのが嫌なんだね。(この反応もそのうちなくなりました。)

 

「お散歩」「ごはん」という言葉には耳を動かして顔をかしげて反応。

お散歩好きなんだね。お姉さんのおかげかな。

ビビりちゃんはお散歩嫌いだから、一緒に歩いてあげてね。

 

 

ありがたかったのは、リンくんはトイレがちゃんとできること。

トイレをすぐに認識してくれました。

まあ、上半身はトイレで下半身は微妙にはみ出して失敗、ということはありますが、胴長のダックスですから。それはご愛嬌です。

 

1つ1つ、リンくんが嫌なこと、好きなことを理解していきます。

リンくんも、やってはいけないことを覚えてもらいます。

 

 

でも評判通り、まぁ~うるさいこと!!!えーん

これは確かに、住むところによっては苦情が来るかもしれない。

主にはインターフォンがなったとき、外で物音がしたとき、家族が帰ってきたとき、人が来たとき。

「異常」と思ったら吠えます。

家族で口論していても、吠えます。

声が大きいのに加えて、しばらく止まりません。

そのたびに叱りますが、これはもう、持って生まれたものなのかな。

番犬としてはいいかもしれませんが、万が一泥棒などが来たらビビりちゃんやひょうちゃんみたいに静かに隠れていてほしいなぁ、と思います。(危害が及ばないように)

 

 

そして、小さいぬいぐるみなど自分がおもちゃと決めたものは、離さない。

取ろうとすると唸って噛もうとする。これはお姉さんも言っていました。

これまで被害にあったのは、大きめの髪留め、塗り薬が入った丸い容器、窓の防犯用ストッパー、カードゲームのカード容器、ぬいぐるみ などなど。

場合によっては誤飲の可能性もあって危ないので、基本はリンくんが気に入りそうなものは置かないことにして、もしくわえて持って行ってしまったら無理に取ろうとせずにおやつで釣ることにしました。

おやつを見せてもお気に入りのものに執着することも多々ありますが、2年経った現在ではその執着も和らいてきたように感じます。

 

 

そして、実はリンくんの左耳はちょっと癖がついています。

普通のダックスのようにきれいな折り目ではなく、くしゅっとなっているというか・・・。生まれたときからなのか成長するにつれてなのかわかりません。

わたしは全く気にしないのですが、いわゆるダックスフンドとしてのスタンダートからは外れているのだと思います。

これ、生まれたときからだとすると売り物にならないとされたり、成長してからだとしても購入者がペットショップにクレームを入れたらリンくんに何が起きていたのかわからないです。世の中にはクレームを入れて犬を取り換えろと言ってみたり、返すと言ってみたり、いろいろな人がいるようですから。

そう考えると、本当に何事もなく(ネグレクトはあったんだけど)元気にわが家にきてくれてよかった。耳なんかどうでもいいし。

 

というわけで、リンくんがわが家に来た経緯はこれでおしまい。

でも彼、ビビりちゃんの新たな一面びっくりを引き出していくんです。

これはまた、今後に書いていきますラブラブ

 

 

あんまり吠えないでね、リンくん。

 

 

 

 

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