ひょうちゃんが亡くなって2年ほど経ちました。

流れ星のように現れて、お空にのぼっていったひょうちゃん。

 

 

 

 

悲しみもありましたが、何よりわたしはビビりちゃんがとても心配でした。

もともとビビりちゃん、表情があまりないんです。

これはたぶん、繁殖させられていた時に、彼女なりに感情をある程度捨てたのだと思っています。

だから表情からは読み解けないのですが、絶対にショックのはず。

ひょうちゃんにくっついて行っていた散歩も、もともとはあまり好きではないこともあって、無理やり行くという感じでした。

とにかく寝っぱなし。

「動く」ということを、ほとんどしなくなってしまいました。

 

 

そのような状況の中で、里親募集サイトである子が目に留まりました。

5歳のダックスフンドの男の子。

写真を見てもかわいいのかよくわからずアセアセ、普通であれば「こういう子がいるんだ。幸せになるといいな・・・。」と思うだけなのですが、募集内容を読んで気になりました。

 

 

 

結論から言いますと、この子、うちの家族になりました。

名前はリンくんです。

 

 

少しリンくんのことを書いていこうと思いますが、つくづく、里親募集サイトでの写真や詳細説明は大事だな、と思います。

 

「この子の里親になりたいな。」と思う最初のきっかけは、この2つの情報。

 

ここでどのように目が留まるか、というのが、今後を左右すると思います。

 

 

 

個人的には、預かりさんのところで楽しそうにしている様子がうかがえると「この子は幸せそうだし、わたしがこの子に今以上の幸せをあげられるかな・・・」と思って躊躇してしまうことが実は多いです。手作りごはんを食べていたり、そこのおうちの他の子たちと楽しそうに遊んでいたりすると、ああ、わたしはこのような環境を提供できないかもしれない・・・と思ってしまうのです。

もちろん、手作りごはんや楽しそうにさせているには素晴らしいことで、その子の様子をしっかりと伝えていくことは必要です。また、その子が里親さんのところに行くことで他の子が新しく保護されると思うので、同じような環境でなくてもやっぱり里親さんのところに早く行ったほうがいいのです。

ただ、わたしはこんな風に思ってしまって、「幸せになるといいな・・・」と願い、応募まで行かないことが多いのです。

 

譲渡条件がたくさん書いてあると、「自分には無理かも・・・」と思って自信がなくなってしまうこともあります。

 

あくまでこれはわたしの「受け止め」の話であり、わたしが自信なくしたとしても、「この子のために、乗り越える!」と思って里親になる人のところで幸せになる子もたくさんいますから、結局はすべてご縁なのだと思います。(熱烈に希望しても、ご縁がつながらないこともありますしね。)

 

 

ふだんはそんな感じのわたしなのですが、募集内容に突き動かされ、リンくんと家族としてつながることができたのです。

 

 

 

毎日楽しいね、リンくん。

 

ビビりちゃんも楽しそうだよ。

 

来てくれて、ありがとうキラキラ

 

 

 

 

 

 

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