保護犬という言葉を、最近よく聞きます。
だいぶ浸透してきているのかもしれません。
でも、まだまだ遠い話のように感じる人も多いと思いますし、かつてのわたしのように保護犬=雑種 というイメージもあると思っています。
だから、ビビりちゃんと豹ちゃんと散歩しているときに話かけられたり、犬を飼っていると話すときは、「この子は保護犬で、この子は飼育放棄犬だったんです。」と言うようにしています。
・・・でも・・・
・・・なんだかいつも、この話をする時に胸がぎゅっと締め付けられるんです。
啓蒙しなくちゃ!という気持ちと罪悪感が入り混じって、ぎゅーっと。
罪悪感。
ビビりちゃんがブリーダーで子犬を産む機械のように扱われ、最後はそろそろ使いものにならないと言われて放棄されたこと。
豹ちゃんが飼いきれない(飼い主の病気が原因)と言われたこと。
2匹とも、なんとなく人間の会話の内容がわかっていると思うので、2匹にとって触れて欲しくない過去をわたしが勝手に話すことっていいのかしら。。。
これを話すことが、ビビりちゃんや豹ちゃんの心の傷に塩を塗ることになるのではないかな。。。
なかなかね、複雑な気持ちなのです。
でも、保護犬って雑種の中型犬でしょ? 中型犬はうちでは飼えないのよ、、、って思っている方もまだいらっしゃると思います。
うちの子たちみたいに、小型の子も行き場を失っている子がたくさんいます。
もし犬を家族に迎えようかと思っている人がいたら、うちのことを思い出してもらえるといいなと思っているのです。