50代60代の
「似合う服がわからない」を
解決するコツ
という記事を見つける。
おお、私のための記事だ、
解決法、知りたい知りたい!
と前のめりに読みはじめると、
そこには、
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似合うかどうか、
ではなく、
自分の好みかどうか、
で選びましょう!
(どこぞのパーソナルスタイリスト)
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とあり。
読みながら、次第に目がすわり、
鼻の穴が膨らんでいく私。
だって、
好みの服が
似合わなくなってきたから
悩んでるんですよ私たちは。
好きなテイストの服が
絶望的にミスマッチで、
自己イメージ崩壊の危機に
悶絶してるんですよ私たちは。
なにが解決のコツだ、
生ぬるいこと言ってんじゃねー!
と、
荒ぶる神がバッキバキに覚醒。
そういえば、
50代のための、
高見えプチプラコーデ♡
みたいな記事も、
ほとんど参考になりませぬ。
読者モデルが着ているのは、
たしかにユニクロやZARAや
GAPやH&Mである。
しかし、
足元がルブタンやら、
首元がエルメスやら、
手首がカルティエなのである。
写真の下の、
ちっこい字のキャプションに
こっそり書いてある。私知ってる。
そりゃあ
エルメスのスカーフ首に巻けば、
ZARAのニットも高見えするだろうよ!
その四角い時計で、
ユニクロのシャツ何百枚買えますか?
それで
「プチプラ」とか「高見え」とか
言うなやー!
と、
荒ぶる神、最終形態へ。
我ながら荒ぶり過ぎ…。
このエネルギーで、
二の腕の脂肪を燃やせたらなー。