50代60代の

「似合う服がわからない」を

解決するコツ


という記事を見つける。


おお、私のための記事だ、

解決法、知りたい知りたい!


と前のめりに読みはじめると、

そこには、


***************

似合うかどうか、

ではなく、

自分の好みかどうか、

で選びましょう!

(どこぞのパーソナルスタイリスト)

***************


とあり。


読みながら、次第に目がすわり、

鼻の穴が膨らんでいく私。


だって、


好みの服が

似合わなくなってきたから

悩んでるんですよ私たちは。


好きなテイストの服が

絶望的にミスマッチで、

自己イメージ崩壊の危機に

悶絶してるんですよ私たちは。


なにが解決のコツだ、

生ぬるいこと言ってんじゃねー!


と、


荒ぶる神がバッキバキに覚醒。


そういえば、


50代のための、

高見えプチプラコーデ♡


みたいな記事も、

ほとんど参考になりませぬ。


読者モデルが着ているのは、

たしかにユニクロやZARAや

GAPやH&Mである。


しかし、


足元がルブタンやら、

首元がエルメスやら、

手首がカルティエなのである。


写真の下の、

ちっこい字のキャプションに

こっそり書いてある。私知ってる。


そりゃあ

エルメスのスカーフ首に巻けば、

ZARAのニットも高見えするだろうよ!


その四角い時計で、

ユニクロのシャツ何百枚買えますか?


それで

「プチプラ」とか「高見え」とか

言うなやー!


と、


荒ぶる神、最終形態へ。


我ながら荒ぶり過ぎ…。 


このエネルギーで、

二の腕の脂肪を燃やせたらなー。