送られた。相当な数の血液を採られた。
一般的なSTDに追加して、肝炎やいろいろな
免疫がついているかを調べる。麻疹とかね。
その結果が、卵子購入に影をさすことになる。
検査から約2週間後、クリニックの看護師から
サイトメガロウィルス(CMV)が陽性だとの
留守電が残されており、再検査しろというのだ。
聞きなれないだけにいまいちピンと来ない。
けれど、説明によると新生児に影響が出る
可能性があるようだ。
調べてみると日本人は保抗体者が約七割と
欧米に比べ高く、そんなに心配しなくて良い
らしいけど、仮に私が初感染している場合、
胎盤感染の確率が20〜40%上がり、胎児に
難聴や知的障害をもたらす場合がある。
更に詳しくは下記のランクを参考にして
もらいたい。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/407-cmv-intro.html
そう言われると深刻そうだし、卵子の購入を
留まるべきなのか、クリニックの意見を
聞いておきたい。なんせ、高い買い物だし、
返品が利かない。焦りはするけれど、勢いに
任せてはいけない気がする。何にしろ、
旦那は石橋を叩いて…渡らないタイプ
だ
し。絶対物申すに違いない。
とりあえず、クリニックに電話をするけど、
ここは基本的にメッセージを残すと2日以内に
折り返し電話が掛かってくるタイプなので、
イライラしながらも緊急性をアピールしつつ
メッセージを残す。そうでもしないと、
カナダスタンダードではなかなか返事を
もらえない。文句でも言おうものなら、
「緊急だなんて言わなかった」
とか
逆ギレされかねない。日本では有り得ない
けど、カナダだとはっきり要件を言わないのが
悪くなる可能性がある。文化の違いだよね。
確実にお客様は神様じゃない。
話はそれたけど、とにかく電話は忍耐が
試される。私達の卵子の支払い期限は金曜日。
今日が月曜日。
エッグバンクからはもし間に合わないなら、
1日、2日なら延ばしてくれると言われたけど、
きちんと回答期限がもらえたらの条件付き。
私達はかなりナーバス。なぜなら、ドナーを
選定後、何度となくこの血液検査の結果を
確認しようとクリニックに連絡したものの
秘書がなんとも役に立たない人で、電話でも
メールでも拉致があかなかったのだ。
こちらが
「血液検査の結果は届いてますか?」
とメールをすれば、
秘書は
「今あなたのファイルが目の前にないから、
わからないけど、ウイルス系のだったら
2〜3週間かかるわよ。」
と、ファイルも開けてもらえない…。
やる気がないとしか思えない。
業を煮やして電話をメッセージを残すも、
「あなたの留守録、全く聞こえなかったん
だけど、用は何?」
と高圧的。
電話を掛けてきてくれるだけまし?そうだ、
そう思うべきだ…と自問自答しつつ、
ダメ元で色々質問する。が、甘かった。
ここでももらいたい答えはもらえず、
「それは私に聞かれても困るし、あの人に
聞くことじゃない?」
と、知らない人の名前を言われ…思わず、
「そんな人知らないし!」って言っちゃったよ。
なんとか、連絡先を教えてもらい連絡するも
音沙汰なし。
留守電システムにはかなりイライラさせられた
けど、期限まで後2日でやっと連絡があり…
全ての回答がもらえた。
ドナーには特に遺伝子的な疾患はなく、旦那の
遺伝子検査(約500ドル)は必要なくなった。
ドナーの選定に問題なし。
旦那はいくつか血液検査で足りないものが
あるらしく再検査をしないといけなくなり
(クラミジアとかね)
私も、再検査が必要になったものの、
卵子購入に差し支えがない事が伝えられた。
その夜旦那と二人で銀行に行ってめでたく
振込を完了。
その金額、ざっと日本円で300万といった所。
(この内容については別に書きます。)
ついに振り込んじゃったという感じの変な感覚を
味わう。もう後戻りも、待ったもなし。
後は署名した書類をエッグバンクに送って
振込とともに受理されたら、卵子ロットが
カナダに発送される。
到着まで2週間前後。
その時までに再検査の結果がわかるよう、今日
ラボに行ってきまーす。
ではまた。