日常352 | ラテックスは妄想中

ラテックスは妄想中

暴走ギミな妄想をチラカスBananaです。
甘味世界を目指し オリジナル小説書いてます。
腐 要素 多くなってきちゃいました。苦手な方ご注意ください。

 

 

正直

 

トラウマは勘弁 だけど

 

ちょっと 棚ぼたじゃね?

 

って

 

悪魔的部分の俺が

 

るるんって テンション上げて来る

 

一方で

 

 

全然 平気な顔してない

 

目の前の 彼の目に

 

あうあうあうあうぅぅぅ…

 

 

俺の良心が チクチク…

 

 

なんで

 

 

吹っ掛けて来てる

 

彼の方が

 

 

被害者顔 してんすかぁ…って

 

 

こういうの 気付いちゃう辺り

 

彼の内心の機微…的部分とか

 

スルー出来ないって事は

 

俺自身も これは得策ではないと

 

 

理性が働いちゃってる訳で

 

猛進できる 若さが

 

もうない 大人な判断力を

 

 

成長と言うべきか

 

老害と 取るべきか……

 

等と 凹んでる場合じゃなくて

 

 

「…溜飲が下がりますか?」

 

 

腹いせで やった…とか

 

ノリで…とか

 

言い訳 いくつ上げても

 

結局 善行と一緒

 

 

まわりまわって 自分に返って来る

 

モヤモヤ

 

壁打ちのボールと一緒

 

世の中って そんなもんだと

 

だから 無難に

 

策略は 現実世界では避け

 

 

企てるのは リセットが可能な

 

ゲーム内に留め…

 

それでも

 

プレイ中の体験は

 

ちゃんと 経験値として

 

擦りこまれてて

 

 

傷付けようとした 目論見で

 

自分の方が

 

万倍も傷を負う…なんて結果は

 

常だから

 

 

「割に合わない結果を生みそうな

 

 リスクはとことん 避ける派でしょ?」

 

 

効率的な いつもの彼のプレイ姿勢

 

思い出しながら

 

 

時々脱線する

 

好奇心の強さも

 

知った上で

 

 

「…無かった事が

 

 可能かどうか

 

 俺相手に試すにしても

 

 …ちょっと 場所を選びましょうよ」

 

 

ここは俺の愛車の中

 

今 この状況は

 

ある種のハプニングで

 

…って言うても

 

 

乗る度に

 

ここで起こった事

 

俺は 思い出す訳で

 

出来ればそれは

 

“後悔”で 

 

あって欲しくはない訳で

 

だから

 

 

「多分…続ければ…

 

 互いにまだ知らない 顔

 

 知るチャンスなのかもしれない

 

 けど

 

 そのボーダー

 

 踏み越えるには

 

 時期尚早…かと…

 

 現実なんで

 

 (ゲーム)プレイ以上に 慎重に行きませんか?」

 

 

断るつもりはない

 

 

俺だって 彼に

 

まるっきりその気が無いって

 

訳ではない事

 

知れた以上

 

 

チャンスはあって

 

…その好奇心が 時限付きって事も

 

薄々 把握した上で

 

 

「俺は いつでもwelcomeです

 

 …けど

 

 ひとつひとつ 大事にしたいんで」

 

 

と 来るならガチで来いと

 

少しだけ

 

彼に脅しをかけた

 

 

   つづく