BREAK 53 | ラテックスは妄想中

ラテックスは妄想中

暴走ギミな妄想をチラカスBananaです。
甘味世界を目指し オリジナル小説書いてます。
腐 要素 多くなってきちゃいました。苦手な方ご注意ください。

 


あさイチでの


出社だろうか?



開いた扉外に立ってた


人影



降りて来たエレベーター内に


まさか


誰かが乗ってるとは


思ってなかったらしく



一歩踏み出した


ところで



声こそ


上げなかったものの



僕の姿に


オーバーリアクションで


驚くと



つま先から 頭のてっぺんまで


確認するかのように


遠慮の欠片も無い視線



向けてくる




こういう時


乗り込む人より


降りる人の方が


先に動くモノだという 常識から



乗り込んでくる気配のない 


人影の



横をすり抜け



ノンリアクションのまま


僕は


建物に入った際


通て来た 回路を


まんま 引き返す



そう 目的は


アイドルの言う 現場が何処かを


誰かに

聞く為に。。。。と




歩き出して


ふと


それなら


今の人に聞けば


早いんじゃね?



と 


驚きから


その発想にならなかった


思考回路に



何やってんだよって


振り返ると



当然


来たエレベーターに乗り込んだ


人影は無く



機転が利かなかった事



悔やみながら



また


歩き出せば




車内で聞いた



何かしらの着信音


…らしい音



アイドルの荷物から


聞えて来て



わっと


驚いて


また

テンパる