こんにちは。
バナナです
先日、
クライアントでもある
高校時代からの友達に会ってきました。
その子は
デイサービス、保育園、カフェの経営をしていて
埼玉県では色々と表彰されている(←ざっくり)
実業家です。
その子の事業のデザインは
ほぼほぼ担当させてもらっています。
ありがたや
植物性100パーセントだから
すごいんじゃなくて、
(もちろんそれもすごいのですが)
とにかく味が
美味しいんです。
野菜の旨みを最大限に引き出す
調理をされていて、
「え?野菜ってこんなに美味しいの?」
何度食べても感動します
そして地産地消ということで、
越谷の有機農家さんから
野菜を仕入れているのです。
元はフランス料理のシェフをされていた
上野剛さんというシェフの
こだわりと探究心がすごいんです。。。
(著書も出されています)
植物性のスイーツは
伊勢丹新宿店のポップアップにも
出店しているくらい
その業界では注目度の高いお店です
つい先日のイベントです
越谷に行かれる方は
ぜひ食べてみてください。
スイーツも最高です。
そして、
久しぶりに
美味しい野菜料理を食べたい
という気持ちもありましたが、
その日はもっと大事な目的も
ありました。
それは、
高校時代にお世話になった
駄菓子屋さんのおばあちゃんの
お見舞いに行く事でした。
なぜか高校の近くに
駄菓子屋さんってありますよね?
卒業して30年弱経つのですが、
私はその友達と一緒に
ことあるごとに近況報告をしに
遊びに行ってました。
そのおばあちゃんに会って、
「頑張ってて、えらいなぁ。」
という言葉をもらうためです。
そこの駄菓子屋の「じい」と「ばあ」が、
その高校の生徒の成長を
見守り続けてくれたのです。
話を聞いて褒めてくれて、
話を聞いて笑ってくれて、
ダメなことはダメって言ってくれて、
たまーーーに芯を食ったことも言ってくれて、
いつも当たり前にそこに居てくれて、
子どもの言葉やエネルギーを
受け止めてくれていたのです。
今年、その「じい」が亡くなりました。
ずっとセットだった「じい」がいなくなり、
そのショックで「ばあ」が落ち込んでしまい、
転倒から入院して
すっかり元気がなくなってしまったというのです。
「じい」が亡くなったこと、
私たちもショックでした。
こうやって青春が終わるんだなぁ
と思いました。
でも、
まだ「ばあ」は生きている。
だから、ちゃんと感謝は伝えに行こうって
2人でお見舞いに行ったのでした。
私たち2人はとても目立ちたがり屋で、
ニコイチで悪ふざけしていて、
何をやっても楽しくて、
たまにケンカすることもあっかけど、
大抵いつもゲラゲラ笑っていて、
なんというか
ちゃんと調子に乗った
女子高生をしていたなと
思います。笑
そして、
いつもそんな私たちを
当たり前に迎えてくれていたのが
その駄菓子屋の
「じい」と「ばあ」でした。
その病室で
あの時、
あのお店があって、
私たち、
ちゃんと「子ども」をさせてもらったから
ちゃんと「大人」になれたんだよ。
って言いながら2人で泣きました。
ばあも、ちゃんと目を開けて
私たちを認識してくれて
名前を呼んでくれました。
「また来てね。」
と言ってくれたので、
生きているうちに
また会いたいなと思います。
子どもから大人にかわるタイミング。
親の前や先生の前では
なかなか甘えられなかったけど、
その駄菓子屋で、
思いっきり「子ども」をさせてもらって、
思いっきり愛してもらって、
そうやって
私たちは気が済んで
「じゃあ、そろそろ大人になるか」
って前に進めたような気がします。
私たち2人が一緒に仕事してること、
もしかしたら「じい」と「ばあ」が
一番喜んでくれてたのかもしれません。
まだまだお別れは先がいいなぁと思うけど
いつお別れしてもいいように、
マインドは
調子に乗った女子高生のまま、笑
生きているうちは会いに行きたいと思います。





