実は私、

 

美大受験カラーパレットで1浪しています。

 

 

 

 

正直、

 

美大には浪人して入学した人が

たっくさんいるので、

それを恥ずかしいと思ったことは

ありませんにっこり

(むしろ美大生の嗜みだと思っています笑)

(大学時代お付き合いしてた人は4浪でした)

 

 

 

 

 

 

 

美大受験のためには

美大用の受験予備校に通って、

昼夜絵を描き続けます。

 

美大用の受験対策キラキラ

 

をたくさん教わるのです。

 

 

 

 

 

変な話ですが、

 

志望校に合わせた

受かりやすい絵

 

というものも教わります。

 

 

 

 

〇〇大学に受かりやすいタッチ

△△大学に受かりやすいタッチ

 

というのがあるのです。

 

 

今まで、

絵を描くことが大好きで

自分の好きな絵を描いてきた人たちが

 

 

受かるために

こう描きなさい

 

 

と言われるのです。

 

 

それは

けっこうな

ストレスでした真顔

 

 

 

 

 

講師の先生たちは

 

「大学に入ってから

 いくらでも自分の絵を描けばいい」

 

というのですが、

 

「なんで描きたくない絵を

 描かないといけないんだ」

 

と、

私はなかなか受け入れられなかった

タイプの1人でしたネガティブ

 

 

 

きっと、

今のままでも

受かるはず真顔

 

 

 

そう思って挑んだ現役の受験は

 

 

 

全敗驚き驚き驚き

 

 

 

 

見事?

浪人生活のスタートですにっこり

 

 

 

 

 

 

image

浪人時代にタバコを始めました。

 

 

 

 

 

 

 

浪人時代は、

現役のとき以上に

絵を描き続けますカラーパレット

自分の顔なんて、見なくても描けるくらい描きました。

 

 

 

どの学校にも、自分の絵は

「NO」と言われたんだ。

 

 

 

そんな傷を抱えて

絵を描き続ける日々。

 

スタートラインにも

立てていない苛立ち。

 

 

メンタル最悪です。

 

 

そもそも、

自分の絵ってなんだよ。

 

油絵を初めて

2年も経ってないのに。

 

受験にも受からないのに

自分の絵ってなんなんだよ。

 

 

私は一体何を守るために

「自分の絵」に

こだわったんだろ凝視

 

 

 

 

こんな状態、

来年も続けたくない。

 

 

 

来年は絶対受かる。

 

 

 

私は受かるために絵を描こうと、

(やっと)腹を括ったのです。

 

 

 

 

その志望校に合わせて、

講師が言うように描こう。

 

必勝法というものを

身につけよう。

 

何がなんだか

よくわからなくなるくらい

絵を描き続けました。

 

 

 

 

そして、

 

 

その年に

東京五美大のひとつに合格。

 

 

目的のために

ピンポイントで努力した時間は

自分に確かな画力もくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

何をするにも

 

「らしさ」ってすごく大事。

 

「自分の表現」って大事。

 

それはわかってる。

 

誰よりもわかってると思う。

 

ずっと「個性」を探して生きてきたから。

 

 

 

でも、

 

この浪人時代を通して

 

本当に勝ちたかったら、

ルールを知らないと勝てない。

 

ということを知ったんです。

 

本当に欲しかったら

つべこべ言わず

先行く人に教わればいい。

 

自分の表現って

案外その先にあったりする。

 

そういうことを知ったんです。

 

 

 

 

 

今まで、

 

「楽しさ」にこだわって

 

ブログやスタエフを発信していたけど、

 

なんとなく、

 

受験生のときに

 

「自分の絵」にこだわっていた自分を

 

思い出したんですよね。

 

 

 

「好きだから」

 

でやる時期は、もう終わりかなって。

 

だから発プラを受講したというのもあります。

 

 

 

 

 

 

「好きだから」の先。

 

そんな場所があることを教えてくれたのは

 

浪人していたあの時間です。

 

浪人は大変だったけど

 

人生レベルで言ったら

 

本当にいい気づきをくれた時間でした。

 

 

浪人時代1年、

 

人生レベルで言ったら

 

超お得な学びでした。

 

 

 

 

 

 

 

バナナ