バナナちゃん、
バカなフリしちゃダメだよ![]()
一番最初に入社したデザイン会社で
上司に言われたセリフです。
文字にするとパンチあるなぁ![]()
これは、
デザイナーになりたてで
自信のなかった私が
「経験が浅いので」
「自分にはまだ理解できないので」
と、
「弱者バリア」をはって
消極的に仕事していた時に
言われた言葉です。
打ち合わせ中に
何を言っていいかわからない。
いいアイデアを提案できない。
何か話しても恥をかくだけかも。
でも、
新人感を強めに出しておけば
誰にも責められないし、
できない自分を思い知って
傷つくこともない。
空気を壊さないように
とりあえず笑って
その場にいればいいか。
そう思ってはっていたバリアを
上司に見抜かれた言葉でした。
この言葉を言われたとき、
めっちゃ
恥ずかしかったん
ですよね。
全部見抜かれてたんだ![]()
まわりから「バカ認定」されなければ
自分は「まだ本気出してないだけ」
の人でいられる。
そんな、こずるい自分の本心、
綺麗に言語化されてしまったんです![]()
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今の自分から
逃げまくってたってことですね。
「変わること」より
「バカに見えない自分を
キープすること」
の方を大事にしていたってことです。
それって
強制的にアイドリングして
無駄にエネルギー使ってるってことです。
がんばってがんばって
その場から
動かないようにしてるんだ
と気づきました。
そして発車の仕方も
よくわからなくなっている。。。
それから私は
とりあえず発車する。
という風に
仕事の仕方を変えました。
もしかしたら
生き方も変えたかもしれません。
発車してから考えよう。
「運転が下手」だと知れなければ
上手くなることもできない。
蛇行運転でもとりあえず進もう。
あまり頭も良くないので、
細かいことは考えずに
本当にいろんなところにぶつかりながら![]()
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今の地点まで進んできたなと感じます。笑
でも、進んでみて
やっぱり自分って無能やな、、、![]()
思い知ることもあったけど、
思ったよりできるじゃん。
って思うこともあったし、
むしろ
自分の力使わなかったら
わからなかったな。
と、今となっては感じるのです。
もし、今の自分から
少しでも変わりたいって思ったら
バカなフリしちゃダメ。
何もないふりしちゃダメ。
不幸なフリしちゃダメ。
です。
それは、
自分をその場に縛りつける行動です。
今ある自分で、とりあえず進んでみないと
前には進めません。
今でも、
何かにぶつかったとき
「私、今、バカなフリしてない
」
と自分に問いかけています。
痛烈な一言でしたが
私にとって、とても大事な言葉です。
私はできる。
やればできる。
あのとき、
弱いふりし続けないでよかったなと
今なら言えるのです。
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そんな上司は、
たくさんの教えを私にくれました。↓

