今日は末っ子の
保育園の発表会でした。

上のお姉ちゃん2人の発表会も経て、
3回目の
年長さんの劇の発表会でした。




3人を比べると、
なんだか感じ方が違うのです。

もちろん、
私の子育てに対する真剣みが
変わってきたというのもあると思いますが笑。

それを鑑みても、
先生の演出する
こどもの何を見せたいか
で、劇は大きく変わるのではないか
という考察です。







長女のときは

「もう!感動!
 すごい!泣ける!
 よくがんばった泣くうさぎ泣くうさぎ泣くうさぎ泣くうさぎびっくりマーク


初めての子ども。

初めての最高学年。

そりゃあ、いろいろ増し増しで
感情爆発していますが、

ちょっとしたトラブルも愛おしくて

一生懸命さが伝わってくるのです。

そしてストーリーもなんだかわかりやすくて

シンプルに劇として感動しました。

ポロリと涙が溢れる感じでした。







次女のときは

「お疲れ様ー!
 完璧!よかったよー!
 本当によくできたねーニコニコニコニコニコニコ


もう、全部完璧でした。

2人目から保育園が変わっています。

劇としての完成度。

不公平さが出ないように計算された構成。

すごい!キラキラ

練習の成果が全てだせたんだね。

お疲れ様ーー!大拍手ーー!拍手








長男のときは

「あの子がこんなに成長したの?
 すごいねー。
 みんなかわいいねー目がハート


ちょっとしたトラブルがたくさん。

それ込みでかわいいのです。

オリジナルストーリーというのもあって、

こどもたちがその場で声をかけあっていて

舞台裏を観ながら、本編が進行している感じです。

でも、クラスの仲の良さが伝わるのです。

みんな愛おしいラブラブ






発表会後にブランコ鬼こぎ長男









3人とも3様の発表会。

私は保育園の先生の力量が出たと思っています。






長女の保育園は
ベテランの先生ばかりです。


劇の話の大筋は
先生のナレーションやピアノで
大きく進んで行きます。

ストーリーは先生がおさえてくれてるので、
こどもの見せ場の
セリフや演技に集中できます。

どんな顔でセリフを言っているのか。
お友達とどんなコミュニケーションを
とってるのか。
見たいところが見られるのです。

子ども個人の良さも、
子ども同士の関係性も見えてくるのです。

だからちょっとしたトラブルも
劇の旨味になってきます。






次女のときは若い先生でした。


たぶん練習したとおりの力を出そうと
みんなガチ。

トラブルがあると
空気がピンと張り詰めるくらいに
緊張感もありました。

「完璧な私を見て!」という印象で、
こどももストーリーの中に
入れていない印象でした。

一生懸命だけど、
ゆったり見れないのです。

終わったあとは
なんかすごいなぁ。。。
と感じる劇でした。






長男のときも若い先生でしたが
子どもたちも先生もゆったりしている
タイプが多いクラスでした。


こどもみんなが耳打ちしながら
劇を進めていて笑、

間違えないように!
というより
みんなで成功させよう!
という気持ちが感じられて

とても微笑ましかったです。

少しグダっとするときもありましたが
それがリアルだし、
それくらいみんなが演じながら
いろいろと考えているのがわかりました。








3人3様の発表会でしたが、

私は長女の発表会が
1番満足度が高いものでした。

子どもたちに無理をさせず、
でも、ある程度のハードルは設定して、
それを乗り越えようとがんばる
子どもの顔を見せてくれる。

そしてお友達との関係性も感じさせる。

親の知らない
親の知りたい子どもの顔を見せてくれる
発表会でした。



子どもたちの
何を見せたいか。



それが、明確で
ベテランの技が光っているなと思いました。

先生方は
こんな言語化などしてないと思いますし、
これは身体に染み込んだ技のように感じます。






もちろん、

ガチな顔も
ちょいユルな顔も
子どもの顔ならどんなものでも
かわいいです。

でも

整理されたものを出されると
受け取る側の満足度は
上がるんだなぁあんぐり

とあらためて
感じさせられる発表会でした。




まあ、
ついつい提供者目線になると
小うるさいおばちゃんですが笑、

どんな劇でも最高ですよね。
ホントはね。
それは当たり前です。

もうめちゃくちゃに褒めました。
こどものドヤ顔でご飯食べられますね爆笑



先生方、子どもたち、
本当にお疲れ様でしたぁニコニコニコニコニコニコニコニコ




バナナ