福岡に行くのは三回目。2017年のメカラウロコと、2019年のGFSF以来です。
そんな福岡でのファンミーティング、すでに日が経ちましたが、一応、報告書を提出しておきます。
3/27 THE YELLOW MONKEY SUPER BELIEVER.Meeting 2024 ZEPP FUKUOKA(第二部)
俺は二階、指定席。ホールで立ちっぱなしは疲れるもんね。実際、会場に着いた時点でもう腰が痛かった(笑)
二階といえども、ライブハウス。やっぱりステージとの距離感は短めです。メンバーみんなの顔、わずかとはいえ表情が窺えるほどの距離。ANNIEは特に、貴重です。
皆さん黒がベースの衣装だったのに、LOVINだけは真っ赤なパンツ。さすがです。
そのLOVINさん、序盤はほとんど声を出さず。マイクを口元に持っていこうとすらしなかったのでどうしたのかと思いきや、結果的にはやっぱり喋る。怒られるくらいいろいろ喋る。
大まかな流れは、①クイズコーナー②質問コーナー③ライブという式次第でした。
その、最初の企画、クイズコーナー。司会進行のクロスFMのアナウンサー二人による、福岡とTHE YELLOW MONKEYにまつわるクイズ。
正直言わせてもらうと、福岡・九州スペシャルみたいな感じで俺はちょっとアウェー的なものがありました(笑)
BLEIVERからの質問コーナーでは、「メンバーの印象に残ってる衣装」「九州で行きたい場所・食べたいもの」「タイムマシンで行きたい時間」「困った時のご飯の献立」。
メンバーそれぞれの回答は、
「メンバーの印象に残ってる衣装」
H『パンチドランカードツアー終盤の、EMMAの全身ダルメシアンみたいな衣装』
L『HEESEYのワンショルダー』
A『メカラウロコ8、東京ドームのLOVINの上下金色』
HEESEYのワンショルダーはEMMAだったかな?この質問を聞いて、俺も真っ先にANNIEと同じくキンキラキンの吉井さんを思い出しました。あのメイクと共に。
「九州で行きたい場所・食べたいもの」
H『長崎』
E・A『熊本』
熊本に関して、ちょっと豆知識。菊地家のご先祖様は熊本の人で、そのうちの一部の人が東北に移ったそうです。その時に区別するために「池」を「地」の文字に変えて、その血筋が兄弟のご先祖様だそうな。宗家と区別するために文字を変えたんだろうけど、原点の地を忘れないために「地」という字を選んだのかもしれませんね。その、菊地家のルーツの場所へ行ってみたいというEMMAさんでした。
ANNIE曰く、『九州の血が入ってるから兄貴は顔が深いんだ。俺はオフクロの血が濃いから・・・』って言ってましたけど。いや、俺から見ればANNIEも十分濃い顔だと思うけどな(笑)
LOVINの回答は、なんだっけな~?
「タイムマシンで行きたい時間」
H『20年後くらいの自分や孫に会いたい』
E『恐竜のいた時代』
A『2万年後、あるいは2千年後』
L『2001年の東京ドームのライブの自分に、「解散するな」と言いたい』
LOVINの答え。泣けますね~。「真面目なこと言っちゃう」と渋ってからの、この回答。でも、「そうすると2010年くらいで取り返しのつかない解散をしてるかも」と冗談交じりに言ってましたが。確かに、どうなってたかなんてわからないし、15年の空白があってこその今だと思うし。この現実が良かったのかもしれません。
「困った時のご飯の献立」
あ~、ほとんど覚えてない・・・。ANNIEは『鶏肉』だったんだけど。彼曰く、カロリーは全然気にしてないと。たぶん糖質とか脂質とか、そっちだよね。
それとLOVINは『八宝菜』。先のクイズコーナーの、発砲事件の話題に絡めたお答えでした。
引き続いて、来場者の特典の抽選会。当選者にはEMMAからの副賞。視線を合わせて「夜はゴールド♡」と声をかける。ゴールドは、メンバーが質問を引き当てるときの箱の色なんだろうけど、なにこれ、ミーティングの恒例なの?ちょっと説明が足らずに俺はよくわからん。
なんにしても、EMMAが直接声かけてくれるなんて!EMMAビームどころじゃないわよ!ガンダム風に言うとハイ・メガ・バズーカだよ。ハイ・EMMA・バズーカか。
んで、最後はお待ちかね、ライブコーナー。
ここでスペシャルゲスト登場です。かつてTHE YELLOW MONKEYをサポートし続けた、我らがキーボーディスト、三国さん!HEESEYのインスタでネタバレしてたのはこの人のことです。
三国さんとお会いするのは、2015年の氣志團万博以来、二度目。その声を聴くのは初めて!LOVINが三国さんをステージ中央に招いて紹介。このね、メンバーと三国さんのやり取りがまた楽しい。「(LOVINに)なにされるかわからないから嫌だよ~」とか、愚痴を連発するの面白すぎ(笑)
三国さんと鶴ちゃんの違いというと、俺の感覚ではズバリUKとUSの違いなんです。三国さんは、PINK FLOYDのカバーをほぼライフワーク的にやってるほどのプログレ通で、見た目もイギリスっぽい。シルクハットとかね!逆に鶴ちゃんは、アメリカでJAZZを勉強していたほどですから、その要素が強いと俺は思う。
LOVINは言いました。東京ドームに三国さんも来てもらおう、と。「いいよ、やるよ~」と、すごく簡単に返事する三国さん(笑)いつか俺が夢見た、ツインキーボードが実現するのでしょうか?
最初に披露されたのは、「SWEET&SWEET」。どことなくキーボードが前面に強調されたような、そしてなぜかアコースティック感のあるサウンド。EMMAもHEESEYもエレキだったのにね。ついでにANNIEも電子ドラムでした。
気になる吉井さんの声は?表面的なことを言うと、声が低くなったなという第一印象です。声が出しずらそうとか、そういう感じは無かったようですが。まだまだ本調子ではないのでしょうか、新生LOVINボイスの仕上がりはどうなるのでしょうか。
もうね、変な話、どんな声でもいいです。無事に声が出てくれれば。吉井さんに限らず、みんな元気でいてくれれば。メンバーもファンもみんなが、病気なんかに負けず一緒に楽しんで、笑っていられる。そんなバラ色の日々が実現するといいですよね。
さて、スィータンスィーを歌い終えた吉井さんが三国さんに声を掛けます。
L「ピアノの教室やってるんでしょ?」
三「やってないよ、個人レッスンだよ」
けっこう細かい三国さん(笑)
L「THE YELLOW MONKEYの曲はなにをやってるの?」
という問いに、「天国旅行」や「楽園」などいくつか曲を挙げてて、「紫の空」と言った途端に会場から歓声が。吉井さんも黙り込んで、歌詞を思い出していたのかな?
今調べてビックリ、「紫の空」をライブでやったのは1997年だけ。「FIX THE SICKS」と「紫の炎」の二つのツアーと、あの伝説のフジロック、そしてミックロンソンの追討ライブ。滅茶苦茶レアじゃん!
吉井さんがメンバーに「できる?」と問いかけたところ、EMMAは「できない」と即答(笑)
そんなメンバーをしり目に、三国さんがイントロを弾き始めました。さすが、綺麗なイントロ。それに合わせてなんとか演奏が始まって。ANNEとHEESEYはちゃんと演奏できてたみたいです。EMMAもなんだかんだで弾けてました。LOVINもなんとか歌い始めたもののだんだん怪しくなり・・・。そのうち歌詞が八宝菜の具材になって(笑)
それから餃子の歌になったのかな?
「透明のビニールの手袋で~」それじゃあギャングじゃなくて総菜のオバチャンの気分だ~。
その後、「SECOND CRY」なんかもちょっと出てきたりして。今年は「jaguar hard pain」から30周年だね、と。それって、もしかして、「SHINE ON」への伏線か?!
最後は、新曲「SHINE ON」。『古き良きロックのありきたりの言葉を磨き上げて、これからも輝いて行こう』的な改正がありました。で、イントロのギターリフを聴いた瞬間、俺が思い浮かべたのはアメリカ中西部の風景。砂漠に真っ直ぐ道が伸びている、そんな光景が浮かびました。で、歌はなんだか、妙にROLLING STONESみたいに思えました。ノリのいい、ストレートなロックンロールですね!
いつものライブとは違って、ゆっくりメンバーの話を聞くイベント、やっぱり楽しかったですよ。もうちょっと時間があっても良かったかなと思うけど。こういうイベントもいいですね。もっと増えていいんじゃないでしょうか。
さあ、ミーティング当日でちょうど一か月後に迫った東京ドーム。ますます楽しみになってきました。セトリの話題になって、LOVINが一曲目を言いそうになって(実際は絶対に言わないだろうけど)。嘘か本当か、頭文字だけでもわかっちゃう楽曲らしいですが・・・。俺としては、そろそろ「RAINBOW MAN」を聴きたいな~!
東京ドームという特別な地と、LOVINの喉という特別な状況と。なんかいろいろと気負ってしまうものもあるけど。まずはみんなでまた会える喜びを大事にして楽しみたいですね。HEESEYは今年の誕生日後、一発目のライブだし!
ではまた(^O^)/