社長前説をうけて 最近のドロシーリトルハッピーについて考えた事(その1) | ドロシーリトルハッピー応援ブログ バナナノート

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2013年9月16日(月・祝
今回行われました「ドロシーリトルハッピー アキバ☆ソフマップ1号店 スペシャルイベント」のにて、STEP ONE の佐藤社長(以下社長という)が色々と語ったようです。
観客との質疑応答もあったとか。


直に聴いた訳ではありませんので、その事について詳細までは書く事ができませんが、友人に聞いたところによると、9月8日(日)のHMV仙台ロフト店 での「ASIAN STONE」リリース記念イベントで、同じく社長が前説した時の内容と重なるようでした。


最近はずっとその事を考えていたものですから、ちょっとまとめて書いてみようと思います。


さて。
HMV仙台ロフト店でのイベント冒頭。
社長は、大きく分けて3つの事を話しました。


一つは今回リリースするNewシングル「ASIAN STONE」のキャンペーン姿勢。


もう一つは、8月23日(金)に開催されたラゾーナ川崎プラザ ・ルーファ広場グランドステージライブでの事件と、Dorothy Little Happy(ドロシーリトルハッピー) が出入り禁止になった件。


最後はドロシーリトルハッピーというユニットとファンがどうあるべきかの模索について。


今回ソフマップで話した事は、それらに楽曲「nerve」の話しも盛り込んだ事と、ドロシーリトルハッピーの今後について踏み込んだ話をしたと認識しております。
その3点についてと、考えた事を以下に書いていこうと思います。



1.Newシングル「ASIAN STONE」のキャンペーン姿勢


今回は「オリコンウィークリーランキング○○位を狙う!」とは言わない。
社長はそうはっきりと断言しました。
そしてこうも言いました。
「無理やり枚数を買ってもらう。そういう姿勢でキャンペーンはしません」


前回の「colorful life」では、ウィークリーランキング10位以内を目標に掲げ、ドロシーリトルハッピーメンバーも、販売運営サイドも、ファン・観客に対してCDを買って欲しいと訴えました。
10位以内のランキングを獲得するためにファンの力が必要だと、その力をドロシーリトルハッピーに貸して欲しいと、そう言い続けました。
ファン拡大に力を入れつつ、あらゆるファンに後押しをお願いする。
要は、一枚でも良いから多くのファンに買って欲しかったし、ファンには一枚でも多く買って欲しかった。


それを今回はしないというのです。


誤解しちゃいけないと思ったのは、買って欲しくないわけでは当然ないし、買ってもらうためのキャンペーンも、販売促進活動もしないというわけではありません。

言うまでもありませんが商売なのですから。


CDや音楽配信の売上を伸ばすための営業努力はやる筈ですし、やらないのは嘘です。

それなのにリリースキャンペーンの冒頭でそんな発言をした真意は何だったのでしょうか?


まあ、ずっとランキングにこだわり、力の限りCD売上に邁進するのは疲れるものです。
それは売る側もでしょうが買う側も同じで、その蓄積した疲弊はファンを離れさせます。
とりあえず実績を残せたので、次もごり押しの無理やりな作戦を行う事はデメリットが多い、と踏んだのかも知れません。


それと私の希望を入れて話すのですが、販売上層部もドロシーリトルハッピーの実績を認めてくれて、リスク回避の概念で短期回収による使い捨て的な扱いから、長期に渡ってマネージメントをする事に価値を見出してくれた。
長い目でドロシーリトルハッピーを活動させていく方向に、方針転換したのではないか?
そんな期待を感じました。


もしくはファン一人一人に複数枚買ってもらう事と主とする、多くのアイドルが行っている販売手法からの脱皮を図っているとか。


今回のNEWシングルの内容や、今後のキャンペーンに、かなりの自信があるとか。


どれが正解なのか、他に思惑があるのか。
いずれにしても、思い切った変化なり作戦があるのでは?と、期待したいと思います。



2. ラゾーナ川崎プラザ事件と出入禁止について


事件の詳細については、当事者でないと分かりません。
インターネットでも色々と事件のあらましについて語られていますが、真実と虚偽が入り混じった内容になっていると感じます。
細かい内容については触れられませんが、概要としてはこう言う事のようです。


① 楽曲「nerve」が始まった時。

  興奮した20歳前後のファン一人が廻りにぶつかりながら前方へ押し寄せていった。
② そしてある地点まで来たところで、ジャンプなどしながら盛り上がっていた。
③ そこにいた別のファン。

  年齢はわかりませんが、恐らく30歳以上のグループが注意をした。(2~3人位いたとか)
④ 若いファンはその注意に反抗した。
⑤ グループの誰かが若いファンに平手打ちをした。
⑥ 若いファンも反撃した。
⑦ 運営にトラブルがあった話がいったが対応しなかった。
⑧ 会場警備員がトラブル解消に加わった。
⑨ 警備員が解消を断念し、警察に連絡した。
⑩ 警官が事情を聞き、双方とも解散させた。


多少はニュアンスが違うところもあるでしょうが、こんな事があったようです。


「ファンが出禁になった。たまに聞く話ですが、それは出演側にもある事です」
そう話しを切り出した社長は、ドロシーリトルハッピーがラゾーナ川崎プラザ・ルーファ広場グランドステージを、「ASIAN STONE」リリースキャンペーンのため押さえていたのに、解約された事を報告しました。


聞いた話によると、通常使用禁止を言い渡された出演者が、再び使えるようになるためには、最低でも1年はかかるそうです。
例外や特例はあるでしょうけど、ドロシーリトルハッピーは来年秋まで、ルーファ広場グランドステージを使えなくなってしまいました。


メンバーも私たちファンも、ルーファ広場グランドステージを単独で使えるようになる事をとても願っていたし、8月のイベントを非常に喜んでいたのにね。


今回の事件は、周囲に迷惑をかけまくった若いファンと、注意だけならまだしも、暴力をふるってしまったファンに原因があります。
楽しく高まり過ぎて周囲に迷惑をかけてるのに気付かないばかりか、かけて何が悪いのか?という誤った思考。
注意するのは良いとして、怒りから暴力を振るうと言う、いけない行為。
それらがなければ10月のリリース週には、ドロシーリトルハッピーがルーファ広場グランドステージで心から嬉しそうにライブをしていたはずなのです。
私たちファンも、それは楽しかった事でしょう。


そしてこんなトラブルを未然に防げず。
また起きてしまったトラブルの解消を、問題になる前に行えなかった運営にも、大きな責任があります。
リスクの予測が出来なかった事が、最終的に問題を表面化させてしまった原因だからです。


社長が言った、「こんな事態を起こしてしまった運営にも責任があります」とは、そこを語っているのでしょう。


今後そういったトラブルにもしっかりと対処していきたい。
その言葉を信じるとして。
あえてこの話を公表したのは何故なのでしょうか?


別に犯人を特定して欲しいわけでも、二度と現場に来ないようにして欲しいわけでも、ドロシーリトルハッピーの現場が怖い所だと流布して欲しかったわけでもありません。


こんな事が起きてしまったのだから、二度とこう言う事が起きない為にはどんな現場であるべきなのか?
そんなライブ空間にしていくべきなのか?
そのドロシーリトルハッピーのライブ空間を実際に創っているファンに、もう一度考えて欲しい。
そう言う事ではないのでしょうか?


派手に盛り上がる迷惑な若いファンは来るなとか。
地蔵のようにじっとしてライブを観ている、盛り上げないファンは来るなとか。
そんな閉鎖的なまったく建設的でない、後ろ向きの議論をするために放たれた、問題提起ではないはずなのです。


私の考えを言うと。
ライブでやってはいけない事なんて、そんなに難しい事ではないと思っています。


法を犯さない。
他人の物を壊さない。
他人を傷つけない。
演者のじゃまをしない。


そして、演者のポリシーを傷つけない。


全体でモッシュしていてダイブしていてリフトしている現場ならどんどんやればいい。
魂の高まりを解放したいのならMIXを叫べばいい。
しっかりとダンスと歌を目と耳に刻み込みたいのなら微動だにしないでステージに集中すればいい。
ヲタ芸を打てばいいし、推しが好きで堪らなければ名前を叫べばいい。
こんな事しちゃ迷惑なんでは?とか、気を遣いすぎたら楽しめるものも楽しめない。


自分はライブを、自分のスタイルで楽しむ為にここに来ている。


ただしやっちゃいけない事をやらない条件で。


そのやっちゃいけない事のルールがファンの中で出来ていくうちに、ルールを好しとする者は残り・集い。否とする者は離れていく。
そんなルール作り、空間作りはファンが行っていくものだ。と・・・。


そしてオープンになったルールも守らないといけません。

「ダイブ・モッシュ・リフトは禁止」

最近のドロシーリトルハッピーのライブ会場にはそう明記されています。

そんな会場ではそういう行為はするべきではありません。


そういう流れを創っていく時期に、ドロシーリトルハッピーは来ているのかもしれません。


今年に入ってからドロシーリトルハッピーのライブ会場には、オープン・クローズどちらの条件でも、いままで以上の観客が集まるようになってきました。


生活の中心をドロシーリトルハッピーに置いている人から、数多くの好きなアイドルの中で、ドロシーリトルハッピーを選んで来た人や、名前だけ知っていて興味を持って来た人や、たまたまイベントに出会って立ち止った人まで。
濃いから薄いまで様々な観客層がドロシーリトルハッピーのライブを観てくれるようになりました。


多種多様な観客がこれからも増え、増やさなければならない時に、意に沿わない観客を排除しようとする思考はナンセンスです。
興味を持って集まってきた観客に、これからもドロシーリトルハッピーを観ていきたい。そう思える空間づくりこそが、ドロシーリトルハッピーのファンと名乗る私たちが、今するべき事なのだと言うのが私の結論です。


ルーファ広場グランドステージで問題を起こしたのは、延べ数百人・数千人はいたであろう観客の内、たったの2~4人が起こした出来事です。
インターネットで言われている、厄介な集団というファンですら、数人の話です。
厄介かどうかですら、個人の主観的な見解な気もしますし、そんなごく限られた現象が全体の事のごとく語られ広まり、ましてや広めようとしている人がいる現状に、残念な気持ちがわいて仕方がありません。


それと、いつまでも、延々とドロシーリトルハッピーやその周りについて、ネガティブなマイナスイメージの発言を続け、繰り返す人は、どんなに立派な事を言ってても、建設的な話にスイッチ出来ない限り、ドロシーリトルハッピーの足を引っ張ってる以外の何者でもないですから。


子供が、女性が、安心して観れる楽しいライブをしたい。


そう願っているドロシーリトルハッピー。
「あんまりね・・・ぎゅーっと動くと危ないから・・・。怪我とかするとね・・・大変だから・・・」


そう心配そうにMCで語った瑠海(ルウナ)ちゃんの顔を思い出すたびに、この子達の笑顔が消える事態を、観客側が起こすわけにはいかない。
そう思うのです。


次回につづきます。