2011年10月22日（土）
前回の東京ライブ「初台The DOORS 」はキャパシティ350人に対して予約番号で400番超え。
実際の入場者数は300人前半だったそうで、箱に対する集客としては成功だったと言えます。
今回の「新宿BLAZE 」 はキャパシティ約800人。
倍以上の会場になるわけですが300人前後で満足し、このままいく訳にはいきませんもんね。
常に上昇志向です。
どれだけの集客があるのか？
それも楽しみな東京単独ライブ。
昨日より今日。今日より明日。常にレベルアップを繰り返してきたDorothy Little Happy（ドロシーリトルハッピー）ですから、今回も前回以上の成果をみせてくれるはずです。
新宿BLAZEは歌舞伎町のど真ん中にありました。
かなり、賑やかであり、華やかであり、怪しげでもあります。（笑
実はこの日は、札幌のアイドルユニット「Jewel Kiss（ジュエルキッス） 」のライブも昼に予定されており、そのライブも観ました。
Jewel Kissのライブはかなりの盛り上がりをみせました。
私はその興奮を内包したまま参加のDorothy Little Happyライブ。
不思議な事に、Jewel Kissライブで失ったはずの体力が徐々に戻ってきます。
元気いっぱい楽しみましょう。
【構成】
Dorothy Little Happy
メンバーの登場曲 Marilyn Monroe 「I Wanna Be Loved By You」
（前半）
デモサヨナラ
ソウル17
ドロシーの世界1周夏物語
MC メンバー紹介
部屋とパジャマと私
トライアングルスクエアー
MC ハロウィンの思い出
見ていてエンジェル
Life goes on
MC Ｂ♭（ビィフラット）メンバー紹介 Ｂ♭の将来の目標など
（後半）
Ｂ♭
NO:ID
MeraMera
Dorothy Little Happy
Hi So Jump! (Middle Ver.) With Ｂ♭
MC
臨戦態勢が止まらない
MC
ジャンプ！
MC
Winter blossom ～冬の桜～
MC
（アンコール）
MC セカンドシングル発売決定発表 公式バックダンサー紹介
デモサヨナラ
MC 新年 東京ライブ開催決定発表
別れの時
MC
握手会
Ustreamにてライブの模様は公開されていますので、ご参照ください。（公開期間は不明です）
「2011/10/22 」
観客の入りはどうだったでしょうか？
私の見た所、会場前方半分はぎっしり。
後方はぎっしりともまばらとも言えない位の密度。
450人以上550人以下と言ったところかと思います。
会場が広い事もあり、前回のような窮屈感はありません。
この日は東京女子流 のライブがあり、その他にも色んなイベントがあった様で、苦戦も予想できましたが実際の集客は確実に伸びてると感じました。
そんな事を考えてると、会場が暗くなり一斉に歓声があがります。
いよいよライブスタートです。
Marilyn Monroe 「I Wanna Be Loved By You」
オールドな曲が真っ暗な会場に流れだします。
マリリン・モンローの代表曲「I Wanna Be Loved By You」です。
なんでこの曲なんだ？
という感想をその時持ちましたが、邦題は「あなたに愛されたいの（または、「愛されたいの」）」と言う事を後に知り、会場に詰めかけたファンへのメッセージだったのか！と。
恒例の登場曲にするつもりでしょうか？
悪くはないです。
登場曲もそうですが、今回のセットリストはかなり大胆な試みの様に思われます。
まず代表曲とも言える、デモサヨナラを一曲目に持って来た事。
今までは最後の方に持ってきてた曲です。
言わばメインディッシュの様な曲だったのですが、それを敢えて1曲目に持ってくる事で、観客がライブに入り込もうとする心理状態に驚きを与えてくれます。
もうデモサヨナラなの・・・・？と。
その驚きは、「もっと美味しいものが後に待ってるんだよ」というメッセージとなり、逆にライブに対する期待感を増す作用となりえます。
今回はかなり攻めてきたなぁ（笑
それが導入部での感想でした。
実際ライブは最初から大きな盛り上がりをみせる事になるのです。
ちなみに、美杜（ミモリ）ちゃんいわく。
デモサヨナラ後半での「好きよ」の部分で、「みんな！大好き！」と叫ぶのは特別なライブ限定だとか。
彼女にとっても、今回のライブにかける意気込みは大きいと言う事でしょう。
ソウル17→ドロシーの世界1周夏物語の流れは最近の主流。
比較的新しい曲ですから、認知度も安定感もばっちりです。
最初のMCで自己紹介。
美杜ちゃん
ドロシーで一番の元気っ娘です！
麻里（マリ）ちゃん
今日も麻里の歌声であなたのハートを癒してあげちゃいます♪
（こんばんワンワン♪ が無かったのが残念）
瑠海（ルウナ）ちゃん
どんな事があっても、くじけルウナ！
何事も、あきらめルウナ！
みんな今日も一緒に、がんばルウナ！
香美（コウミ）ちゃん
ニックネームは社会じゃなくてコウミンです！
香美ちゃん。その調子だ！
佳奈（カナ）ちゃん
おだんごガールです！
かわいいすぎます。
部屋とパジャマと私
盛り上がったところでちょっと一息。
盛り上がる時は盛り上がり、聴くときはしっかり聴く。
それが出来るのがDorothy Little Happyの楽曲の良いところです。
メンバー全員の可愛い寝起きの顔や、日曜日のまったり感が見れるのも貴重ですね。
トライアングルスクエアー
ダンスフォーメーションが楽しい曲です。
盛り上がれて、曲も聴けて、ダンスも観れて、振りコピーもできてと、とてもバランスの良い曲だと思います。
個人的には、「自転車とばす公園で」の部分の麻里ちゃんと佳奈ちゃんが自転車に乗ってるダンスが好きです。
もちろん美杜ちゃん・香美ちゃんのツインダンスと、麻里ちゃん・佳奈ちゃん・瑠海ちゃんの投げキッスは外せませんが（笑
２回目のMCでは各メンバーによるハロウィンでの思い出話。
前回ライブはちょっと引っ張り過ぎたので、「今回は1分間で」との事。
会場からも笑いがこぼれます。
美杜ちゃん
去年行った遊園地（おそらく八木山ベニーランド かと）でハロウィン衣装の係員から飴をもらった話し。
今年ももらいたいけど、私は子供でいいですよね？
今年もハロウィン企画 するみたいですよ。
麻里ちゃん
ハロウィンでしたいコスプレは、かぼちゃのコスプレ。はい！こんな感じ（笑）
ハロウィンキャッチコピーは「あなたの瞳に魔法をかけてあげましょうか？トリック・オア・トリート♪」
可愛さ最高です。
瑠海ちゃん
去年はかぼちゃマン（※ジャックランタン ジャコランタン ）をつくるのに5個、かぼちゃを無駄にしました。
そのせいで2週間毎日かぼちゃ料理。
今年はスイカで作りたいと思います。
瑠海ちゃん。それでは失敗するのが前提になってます。今年は成功させましょう。
香美ちゃん
小学校5年生の時、アメリカに留学（会場に驚きの空気）してた友達から（会場から、友達かい！とツッコミの空気）、ハロウィンの写真が来た。
とても大きなケーキの写真。まったく美味しくないそうです。
文章にすると面白くない話ですが、香美ちゃんの話は面白かった。
話し方が面白いんです。（笑
佳奈ちゃん
豆知識を披露します。
ハロウィンて、日本では「ハッピーハロウィン！」とか言うじゃないですか。
でもハロウィンって日本で言うとお盆の様なもの。
「ハッピーお盆！」って言うみたいで可笑しいですよね！
ハッピー・・・・・・・・。言う佳奈？
そもそも、ハッピーでお盆ではなく、お盆おめでとー！ではないかと・・・・。
日本は色々な宗教が混じってて楽しいな。
ドロシーライブも楽しんでいってね！ よし！（納得）
見ていてエンジェル
もう一緒に口ずさめる程聴いた曲です。
ライブ後半に出てくるジャンプ！と見ていてエンジェルは、言わずと知れたDorothy Little Happyのデビュー曲です。
新しい出発への期待と不安。
楽しかった事。
辛く悲しかった事。
すべて経験した曲なので、聴くといろんな感情が入り混じり、涙が流れそうになります。
麻里ちゃんの歌声が素晴らしく、控えめな他のメンバーのダンスが、ステージをゆったりとした雰囲気にしてくれます。
Life goes on
先日の勾当台公園。
野外音楽堂でのライブで、Ｂ♭がバックダンサーになって歌ったのが記憶に新しいところ。
あれ一回きりだと思っていたら、こんなに早くLife goes on with Ｂ♭が観れるとは思っていませんでした。
Ｂ♭のダンスと、Dorothy Little Happyの歌、ダンスが絶妙で、このライブのベストに入るのではないでしょうか？
また、観たいです。
ここでＢ♭のメンバー紹介。
Ｂ♭選抜メンバーは、コウメちゃん アイリちゃん アカリちゃん フミカちゃん ハルカちゃん ユウカちゃん ヒヨリちゃんの７名。
コウメちゃんがＢ♭の目標を「武道館でライブしたい」と宣言すると、瑠海ちゃんが即反応するか？と思いきや、美杜ちゃんが反応。
美杜ちゃんと瑠海ちゃんとで、Ｂ♭より先に武道館に立ちたい・・・・との自己主張をする場面です。
私が注目したのは実は麻里ちゃん。
コウメちゃんが宣言した時に、嬉しそうに小さく拍手をし、美杜ちゃんがちょっと待ってと言ってるのを、不思議そうな表情で見てました。
多分麻里ちゃんにとって、カワイイ妹分達が武道館を目指す事は、単純に嬉しかったのでしょうね。
そういう優しいところが見れて、麻里ちゃんいいな！と感動してみたりのMCでした。
私達を武道館に連れて行ってください！
佳奈ちゃんのお願いを聴くべきは私達ファンの役目なんでしょう。
がんばります。がんばりましょう。
Ｂ♭
NO:ID→MeraMeraの流れでＢ♭の魅力を会場にアピールできました。
妹分と言ってもこれだけ凄いんです。
得意げな気分になってる私でしたが、間違ってない筈です。
私なりにこのライブの前半と後半の区切りを考えてみましたが、やはりＢ♭を境にするべきとの結論になりました。
なので、後半オープニングアクトとしてＢ♭がDorothy Little Happyの花道を拓いた事になります。
そしてMeraMeraから連続した形で、Hi So Jump!へとつながり、後半が盛り上がっていきます。
前半のじっくり進んだ構成から、後半はハイテンション＆ハイピッチで駆け抜けます。
Hi So Jump!→臨戦態勢が止まらない→ジャンプ！
の流れで、観客（というか私？）の声と腕と足は限界まで酷使される事になるのです。
もう何も考えるな！聴き、共に歌い、踊れ！というように。
気付くと最後の曲
Winter blossom ～冬の桜～
冬の歌。
涙の歌でライブが終焉へと向かうのです。
アンコールは確実にある。
でも、だからこそ終わりが近づいた事を感じ、淋しく思ったのでした。
瑠海ちゃんの歌声が一番良く聴ける歌です。
大好きです。
アンコールの後。
MCではサプライズが待っていました。
Ｂ♭コウメちゃんが、MC中の佳奈ちゃんに手紙を渡したのです。
何だろうと読み上げる佳奈ちゃん。
不安そうに見つめるメンバー。
手紙の内容は、来年1月11日にDorothy Little Happyのセカンドシングルが発売になると言うものでした。
悲鳴にも似た歓声を上げるメンバー。
真っ先に涙をみせたのは香美ちゃんだったように見えました。
目を真っ赤にして。
彼女の泣き顔って、そういえば初めてみました。
ここで発表か！と感動を覚えながらも、何故彼女達は泣いてるんだろう？
という思いがずっと残ってました。
私としてはセカンドシングルが出るのは当たり前。
興味事と言えば、年末なのか？年始なのか？そんなタイミングだけでした。
でもこの時、メンバーの気持ちはもっと深刻なものだった事を知ったのです。
震災で出足をくじかれたDorothy Little Happy。
多分夏前までのCDセールスも緩やかだったと思います。
もしかしたら、このまま消えてしまうかも・・・。
そんな不安はいつも付きまとっていたのではないか？
勝負の夏！
ファン側もDorothy Little Happy側も認識は一緒でした。
懸命に走りぬけた夏。
そして秋を迎え、冬を目の前にしてその成果が表れたのです。
私達には次があるんだ！
そんな涙だったのかな・・・・？
心からおめでとうと言いたいです。
そして、ドアは今、開いたばかりなのだと。
ちなみに、（メジャー）ファーストシングルが発売されてないのに（デモサヨナラはミニアルバム）、セカンドシングルとはこれいかに。
まあ、瑣末な問題ですが。
気持ちを切り替えて、アンコール曲へ。
その前に公式バックダンサーの紹介。
残念なのは公式バックダンサーのメンバー紹介がなかった事。
せめて名前ぐらいは・・・・・。
そのくらいはあるべきと思います。
ちなみに今回の出演者は、ユリちゃん ナナセちゃん ノノカちゃん レイナ（れいなっち）ちゃん フウカ（ぷっか）ちゃんの５名。
レイナ（れいれい）ちゃんとアカネちゃんはお休みでした。
今回２回目のデモサヨナラ。
上手い演出ですね。
デモサヨナラでライブの始めを盛り上げ、デモサヨナラで最後の盛り上がりを残す。
盛り上がった余韻が残り、ライブが終わった後の印象も変わります。
声が枯れ果てた観客の「オレモー！」は、心から好きよ！の気持ちでした。
美杜ちゃんの叫びは「みんな！今日はありがとう！」でしたでしょうか？
アンコール２回目のMCではレイナちゃんが手紙を。
瑠海ちゃんが読み、新年ライブが東京で行われる事が発表されました。
場所は「渋谷O-EAST 」。
1月7日です。
収容人数1300人だとか。
武道館に一歩近づきました。
最後の曲
別れの時
今回はアカペラではありません。
私の感想ですが、この方がいいと思いました。
Dorothy Little Happyライブの最後は別れの時で締める。
そんな定番はありだと思います。
ライブが終われば、集まった観客・スタッフ・メンバー共にそれぞれの道を歩むのですから。
そしていつかまた、ライブ会場に集まる事を誓うのです。
アカペラだと、淋しすぎるかな？
オケはあった方がいい気もしました。
意見はいろいろだと思います。
握手会にて。
今回は3.5秒ルール。
各メンバーに簡潔に話を。
香美ちゃん
目が赤い香美ちゃんに一言
「泣くんじゃないよ」
と。
「まだ2枚目。これから3枚、4枚と出すんだから」
美杜ちゃん
とても元気でした。
シングル発売おめでとう！
と。
私の言葉より、彼女の言葉の方が多いという。
しっかりカメずに言えましたね。
麻里ちゃん
いっぱい歌ってお疲れさま。
今日も麻里ちゃん、凄くカワイイかった。
（剥がしが早くなります。本当に3.5秒？）
佳奈ちゃん
CD発売決定おめでとう。
でもね、2枚.3枚.4枚とこれからいっぱい出していかないといけない。
これからが本当の勝負。がんばって行こうね！
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・
・・・
・
と、言うつもりでした。
佳奈ちゃんは涙で声が出なかったので、私はうなずいただけで剥がされましたとさ。
佳奈ちゃんおめでとう。
佳奈ちゃんの努力は間違ってない事の証明だと思います。
瑠海ちゃん
東京バナナさん！こんばんはー！（嬉々）
まあ瑠海ちゃんはこうでなくっちゃね。
野心家の瑠海ちゃん（良い意味ですよ）ですから、目はいつも遥か前を見てる・・・気がします・・・。
良いライブでしたね。
Jewel Kissのライブから立ちっぱなし、踊りっぱなし、歌いっぱなしの私ですが、ライブの興奮が冷めず、その後大宮へ移動しての感想会（in 居酒屋）などを友人と行い、酔っぱらいに。（笑
良く体力がもったものです。
翌日の浦和美園ライブまで、ちょっとの休息を得たのは0時を回ってからの事でした。
よろしかったらワンクリックお願いしますね
