邪宗が人々を惑わし罪を犯させ罪人にさせます。 | なんでも雑記

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2000年9月8日(金)

防衛庁防衛研究所(東京都目黒区)勤務の海上自衛隊幹部が、在日ロシア大使館の海軍武官に機密情報を流していたとして、警視庁
と神奈川県警の合同捜査本部は8日午前4時15分、東京都世田谷区池尻1、同自衛隊3等海佐、萩崎繁博容疑者を自衛隊法違反の疑いで逮捕した。
(秘密を守る義務)
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 東京地裁の425号法廷。昨年12月20日、被告の妻として証言に立ったその女性は、こう述べた。

 「夫は新興宗教にのめり込み、人間性を変えられてしまいました」

 夫とは元海自三佐で在日ロシア大使館の海軍武官ボガチョンコフ大佐に防衛庁作成の秘密文書を渡したとして自衛隊法違反の罪で、起訴された萩嵜繁博被告、懲役10月の有罪確定である。
萩嵜被告は、子供の病気に悩み、仏教系の宗教団体に入信した。情報収集のため知り合ったボガチョンコフ大佐に内部の秘密文書を渡し、見返りに計58万円を受け取って一部を教団に寄付していた。

 妻はうなだれたまま、
 「夫の入信に私は反対していました。ボガチョンコフ大佐が信仰に共感してくれたのがうれしくて、夫は資料を渡してしまったようです。宗教が今回の事件の一番の理由だと思います」

 と言葉を結んだ。
 萩嵜被告は、宗教と情報漏洩の関係について、次のように証言した。

「友人に誘われ、はじめは懐疑的だったが、霊能者の話や奇跡が起こった話をたくさん聞くうちに信じるようになった。ボガチョンコフを教団施設に2度連れて行ったが話を聞き、涙まで流してくれた。妻には宗教に反対されていたのでボガチョンコフが唯一の理解者だと感じ、(防衛資料が欲しいという)要求に応えてしまった」

 萩嵜被告が渡したのは、
防衛庁によって「秘密文書」と指定された「戦術概説」という資料と、「将来の海上自衛隊通信のあり方(中間成果)」だった。

 海自は事態を深刻に受け止め警務隊司令をチーム長とする「特別調査チーム」を作り、秘密漏洩事件調査報告書をまとめた。その中で、「萩嵜三佐の心理状態」として、
「子供の闘病生活が長期化し不安を抱え、宗教に傾倒するようになった。ボガチェンコフ大佐が、宗教に関する話に熱心に耳を傾け、理解を示すようなそぶりを見せるなどしたことから、大佐に対する警戒心を解くことになった」

 と分析し、秘密保持体制の強化の必要性を指摘している。
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