どうやらハイキングコースを行くみたいです。
というか、ハイキングコース…と、名前がついたんでしょうね
そして山道でもソーシャルディスタンスを推奨
なるべくマスク😷
苦しい時はちょっと外して。
それにしても…琴平か…
実は、予定が空いたら、次に行こうとしていた場所が、琴平…。
は、HAHAHAそ、そういう偶然もあるよね。
た、たまたまだな、たまたま。
分岐点にあったのは、かつての登山道入り口を表す石碑。
武甲山入口
と書いてありました。
その道には入らず、左の看板に書いてある道を歩いていきます。
山に入る入口に祀られていらっしゃった、山の神様へご挨拶。
思わず鳥居をパチリ。
うーむ、この作り方はおいらにゃ出来そうに無いなぁ…
皆さんで山の神様にご挨拶を〜
との事で、祝詞奏上。
お世話になります。
お山に入らせていただきますm(._.)m
ここから山に入ったら、私語は控えめに…無言も行。山の空気感を感じて下さい。
との事。
山に入らせて頂く時も、祓いの意味もこめて、ひふみ祝詞を奏上されてました。
一応ハイキングコースとなっているので、本格登山ではありませんが、それなりな山道。
緩やかではありますが、ちゃんとアップダウンがあり、歩きごたえがありました
単に、お山を楽しむ、という事でも、充分さがありました。
あちこちのお社で、ご挨拶と祝詞奏上。
1/3位の方々は、曼荼羅小屋さんの会員の方…との事で、皆さん祝詞やお経を唱えていらっしゃいました
おいらは知っている祝詞の数は少ないので、知っているのだけ一緒に奏上させて頂きました
龍神祝詞か…
覚えようかなぁ…うーん…
最初の頃は、色々覚えたのですが…
祝詞の意味とは…
名前の通りであり、呼び、讃え、敬い、癒し、祓う…ことだと認識してます。
じゃあ、大昔はどうだった?…となると、また別だろうとは思いますが、
要は気持ちっすかね
どの思いを抱いて、それを宣り上げるか
祝詞はツールではない
と思ってます。
そりゃ、お経も祝詞も知らない人からすれば、知っている、という事はまた特別かもしれませんが、それであれば、
ありがとう
で充分だと思います
おっと、話が脱線してしまいました
今回は本当に楽しく参加をさせて頂きました
いつも1人でお山に入ってるので、本当に新鮮
途中の休憩でも、色々なお話を聞かせていただきました
1人で山に入る良さもあるけれど、
皆んなで山に入る利点もある
と、教えて頂きました。
休憩の時、大黒様を探してる事も話しました。
多分、いらっしゃるのは秩父のお山だと思うんすけどねー、とお伝えしたら、皆さんお優しくて、心当たりを教えて下さいました
ありがとうございます!
中に祀られていらっしゃるのではなく、外に祀られていて、古い石の大黒様…
と、良く皆さんお分かりになったなぁ〜と、びっくり。
教えて頂いた所には、今度行ってみますー。
それとは別に、やっぱり三峰までの山道が気になるなぁ…
時間が出来たら…で、出来たら…ちょっと行ってみよう…
予定がてんこ盛り。
そうしてる間に、巨石に到着しました↓
うう…おいら高所恐怖症…しかも下の見える階段…ちと古い…大人数で登って大丈夫?という不安が芽生えるのも高所恐怖症の一環…
昔、秩父でも修験道が盛んだった頃、奈良の修験道の聖地、大峯でもされてる捨身行…別名、吊り行が行われていた岩だそうです
岩の上に建物が現在は建っています。
見て下さい…普通の人なら全然平気なんでしょうが、高所恐怖症がこれを見ると…↓
恐怖が倍増します
なので、直ぐにスチャッと、中から出て、岩の上に避難。
そう、おいらはチキンハート…
ここでも皆さんと祝詞やお経を唱えさせて頂きました。
過去に想いを馳せ、感謝。
面白かったのは、
狭い外の場所に皆んな立ってたんです。皆んなでお経も法螺貝も吹かれていたのに…
そのど真ん中のスペースに、黒紋白蝶かな?が陣取りまして…
ずっとそこに居ましたね。
お邪魔してます。
ありがとうございました
そして頼り甲斐のある、仏様の後ろ姿
前から見ると、穏やかで凛とされたご表情。
笑いを噛み殺して半笑い…と思ってるのは、きっとおいらだけ…
そうしてる間に、
秩父観音霊場26番 圓融寺の奥の院「岩井堂」に到着
おひょー
これはまたそそる佇まい
お堂で、秩父霊場についてや、昔の方々の参拝についてを教えて頂きました。
お堂の裏には、仏様達。
それからまたハイキングコースを歩き…
ちょっと鎖場と、ちょっと橋を渡って…
見晴らしの良い場所へ出ました。
見えるのは秩父の街並み
そして見守るように観音さまが立っていらっしゃいます。
護国観音↓
護国観音さまの足元にある、観音さまの絵姿にほっこり
何気に顔を出しているカエルさん像を見て、またほっこり
その観音様の下にあるお堂が、秩父観音霊場27番 大渕寺「月影堂」↓
こちらでも勤行を行いました。
お寺の看板に貼られていた格言↓
切りたい、と思った縁はないけれど、
手放した、縁はあるなぁ…
人の縁は、出会って分かれて、また出会って。
道が交われば共に過ごし、
道が分かれば互いの健闘を称え、
また道が交われば、共に過ごす
生きる道も、進む道も人それぞれ。
要は、結んだ縁に執着しない事。
執着しないという事は、大切に思わないという事ではなく、大切だからこそ、尊重する事だと思ってます。
執着と依存ではなく、自立と自律。
町に降りて来ました
修験者さんと電車のコラボショット📸
うーん、中々なミスマッチだけど、これはこれで中々…
秩父観音霊場の巡礼標識もありました↓
四国お遍路が終わったら、秩父観音霊場巡りもしてみようかなぁ…
四国ほどは距離はない筈…
と思って、総歩き距離を調べてみました。
秩父観音霊場を歩いて巡る距離は…
約85㎞
との事。
あ、うん。5日あれば廻れるかな
↑…完全に感覚がおかしくなっている模様…
これも四国お遍路のお陰…
結構、秩父観音霊場巡りをされていらっしゃる方が居るみたいです。
お堂には、納札を入れる箱もありました。
さて、今回の終着点に到着しました
秩父観音霊場28番 橋立堂 ↓
ふぉー
こちらも中々な岩のお山
こちらのご本尊さまは、ちと珍しく、馬頭観音さまとの事。
こちらが今回のツアー??の最後の場所でしたので、ちょっと長めに勤行となりました
参加者に外国の方がいらっしゃったのですが、白衣を着て和袈裟をして、法螺貝を吹いていらっしゃる姿にびっくりしましたね
日本語ペラペラでした…
日本の文化や伝統を知って貰えて、嬉しいなぁ…国の違いは関係ないんだなぁ…
橋立堂には鍾乳洞がありました。
昔はこちらの鍾乳洞の中で、行をされていらみたいです。
横浜市にある田谷の洞窟みたいな感じかな?
それから駅まで皆んなで歩いていき、
電車🚃も一緒でした。
色々お話をお聞きさせて頂いて嬉しかったっす
行者さんが皆さん履かれていた白足袋…実はエアークッション付きなのよと、皆さん教えてくれました。
うおー…欲しい…
しかし、白を普段履くのは勇気が居るなぁ…
何がカッコいいって…
ご一緒させて頂いた行者さん全員…
着替える事なく、そのままの姿で…錫杖を持ち電車に乗り、電車を降りて行きました…
おいらは白衣から着替えましたです…
慣れですよー
と、朗らかに仰ってたのが印象的でした。
今回ご一緒させて頂きました皆さま、本当にありがとうございました
企画下さいました峯龍さまはじめ、曼荼羅小屋の皆さま、本当にありがとうございました!
ちなみに…
手に持っていた特急券はコチラ↓笑
そして、歩いた距離はコチラ↓
大体10㎞位歩いたんすかね〜
ここまでお読みくださいまして、本当にありがとうございました
感謝🍀感謝