夏の1人旅  熊野編②〜

前日の夕食時、女将さんに那智の滝の開く時間を聞くと、朝5時には…と
実は職場の先輩にも、那智の滝は朝イチの方が良い。と言われてまして…それで滝近くの美滝山荘に泊まった訳なんですが…
朝5時…
すると、他の宿泊のおじ様が、那智大社の隣の青岸渡寺で、朝5時に朝のお勤めが始まるよ。との事。
朝5時…

要するに、朝イチで…って事ですな

起きましたよ…朝の4時45分に。
顔と歯を磨き、化粧もせず、那智の滝へ。歩いて5分位と言われましたが、だーれも居ない朝なので、車で向かいました。

日の出後の筈ですが、山あいの為、まだ暗いっす写真では明るく見えますが…実際はもっと暗い

どぉーーん。

と、昼間とは違う神気たっぷりの雰囲気。
うわぁ…と呟くも、行かねばー

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他の大きな神社になりますと、この時間でも参拝者がちらほらといらっしゃる様な気もするんですが、だーれも来ない
みんな青岸渡寺に行かれましたかね〜。

おはよーございます〜
お邪魔しまーす

緊張しつつも、テクテク滝へ〜

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熊野信仰について、詳しく書かれてるサイトさん…というか神社がありましたので、ご参考までに…

熊野三山とは、
熊野川を御神体として信仰している熊野本宮、那智の滝を御神体として信仰してる那智大社.青岸渡寺、神倉山の磐座を信仰している速玉新宮らしいです。

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自然神信仰が、熊野信仰なんすね

朝イチの那智の滝は、威厳がバリバリっすうっひょう
怖い、と思うのは本能ですが、それに流されると捉われますので、ハイ深呼吸ー
すーはーすーはーすーーはーー

お届け物一つと、日本酒を奉納。
集中して、祈りを届けました。はひー。



いかん…朝イチだと感覚が鋭くて…
どぉーんときますね、どぉーんと。

ありがとうございましたー

昨日?当日見た夢は、青空の下で長い白い髪とお髭を風に爽やかに靡かせてるお爺ちゃんだったなぁ…
どなたか知りませんが…
かっこ良かったー…お爺ちゃん好きー

おっと、余談でした
順調に進んでいる、という事なら嬉しいなぁ。

さて…飛瀧神社にも寄りたいのですが…
朝イチでご挨拶をしようとしたのですが、柵が開いておらず、入れませんオゥ。

ちなみに朝御飯は7時から。この時点でまだ6時前でしたので、オススメされた青岸渡寺へ〜

ぶっちゃけ、那智の滝位しか調べてなかったのですが、おじ様達教えてくれてありがとう〜

青岸渡寺と那智大社はお隣さんらしいです。

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もぅ…もぅ…朝から階段ばっかり…何段あるんすかーと思って、今調べたら、473段でしたあは
もう、お寺に着く頃には、汗だくだくのぜいはーぜいはーデスよ
これまた朝御飯の時に聞きましたが、早朝なら青岸渡寺の駐車場が無料らしいです駐車場あったのねー

西国第一番所  青岸渡寺↓

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朝のお勤め後でしたので、お掃除中のお坊さんしかいらっしゃいませんでした
お坊さん達にご挨拶をして、中に入らせていただき…のんびり、1人で祈らせていただきました
何でか涙が出て…涙が出て…
これは汗だー…と誤魔化してると、お坊さんに話しかけられました
はれ?いつの間にいらっしゃったんすか…さっきまで誰もいなかったー…

このお坊さん…ただ人ではなかった…
泊まった宿を当てられ…住んでる場所の近くの地名も当てられ…職業まで当てられ…
ガタブルガタブル…

青岸渡寺には、良い副住職が来たらしいよ。きちんと奥駆?修行もしてるらしい。

と、この後出会うガイドのおじ様に話を聞いてまして…まさか、と思って調べてみたら…
その方でした…
ガクブルガクブル…
ほんまもんや…あぁ、この方の朝のお勤め…拝見したい〜…
それだけの為に、もう一度、ここに来たい、と思わせる方でしたー
いや〜ほんまもんは凄いなぁ…きちんと修行してる方って、こうも雰囲気が違うんだ…と、しみじみ。

そこから、隣りの境内の那智大社へ。

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青岸渡寺のどーんと厳格な雰囲気とはまた違う感じっす。
ここはどこでしょー、と出させていただいたのは、那智大社の八咫烏さんでした

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二羽で何の木を支えてるのかしら…
八咫烏は太陽の化身とされ、3本の足の意味は、天地人を表すらしいです。
熊野本宮のサイトでは、太陽の下に神様と自然と人が血を分けた兄弟である…と書かれてました。

どうやら、八咫烏が支えている木は、梛(なぎ)の木みたいです。

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この葉っぱ…後で貰いました

熊野信仰を説明しようとすると、かなり難しいですね元は大陸から来た方々…の信仰を元にしている、とも言えますし、時間と共に、この地の信仰と修験を通して融合していった…とも言えるし…

那智大社境内から見た朝焼けの景色↓

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那智大社には巨木がありまして…
中が空洞になっているので、胎内くぐりが出来るのですが…300円掛かります
そ、その代わり、護摩木に願い事を書くと、お焚き上げ?ご祈祷?して下さるみたいですよー

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さて…そろそろ朝御飯。
朝からの労働(笑)でお腹ぐーぐーです。

宿に戻って、朝風呂に入りたかったのですが…朝風呂開いてませんでした…
汗だくだくなのに…
仕方ないので、寝巻き代わりのTシャツを着てスッキリ。

朝御飯を食べて、1人旅の皆さんとお話しして、元気に別れました。
熊野古道、日本人より外国人の割合の方が高いらしいですお休みがないと、一般人には中々難しいですかね。

那智の滝の飛瀧神社…開いてなかったので、もう一度参拝。朝7時30分過ぎでしたが、やはりまだ参拝者はおらず…

やっぱり陽が出ると、雰囲気が変わりますね〜

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飛瀧神社も…参拝料300円掛かります

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社殿越しに滝が見えます
うぉー!素敵ー!

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中、暗くて良く見えませんでしたが、お不動さまと、役行者さまがいらっしゃいますね。
いつもありがとうございますー

そして、帰る途中に光ケ峰の遥拝石。
そこまでは行けませんので、なでなでしました。

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朝5時からまだ3時間しか経ってないのですが、この日に帰省予定ですので、夜の7時までにはレンタカーを返却しなければならないので、遅くても4時には帰路に着かなくては…
うーむ、巻き巻き

速玉さんに行って、前日に勧められた所とか…チェックしてた所とかあったんすが…

速玉さんの前に違う場所をナビに入れたのですが、やはり途中で速玉さんに入力し直しました

熊野速玉大社↓

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この時、もう既に暑くて…
ジリジリ…蒸し蒸し…

御手水の龍さんが可愛くて
龍さんなのに、象さんのお鼻〜でも、お水は口からダラダラ〜(笑)
そこまできたら…鼻からお水出しましょうよ(笑)

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さて、今回…こんなにがっちり熊野を廻る予定はなかったんすなので、なーんも…調べてませんで速玉大社(新宮)に行って、速玉大社の御祭神というか、大元は速玉大社ではなく、神倉山だと、この時初めて気が付きました
遅っ

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あれぇ…こりゃ行かんとあかんね
しかも…岩…

大峰山の磐座

が、どこか分かりませんが…ここも大峰山系??
うにょうにょしながら、取り敢えず参拝。

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参拝後は、隣りの宝物殿へ〜
宝物殿の入り口には、木彫りの武蔵坊弁慶

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予定があれこれ変わってしまいましたが…どうやら今回は、大峰連山の修験関係らしい…と、この辺りから思い始めまして…
この後も、ずーっとそれ関係でした

さて、この次に神倉山ですが、ちと書き疲れましたので、続きはまた後日ー














ここまでお読み下さいまして、本当にありがとうございました

感謝感謝