「縁」というものは誠にもって不思議なものです。生きていると、さまざまな場面で繋がりを思い知ることでしょう。世界が狭いわけではありません。それは縁なのです。そして世界は円なのです。
縁は一つ一つが繋がり合って円を結びます。そして、ときには縁が切れたり、縁を切ったりもすることでしょう。円は大きくなったり、小さくなったりしながら、でも結局は、正の方向に広がっていくような気がします。
人は昔、炎を囲んで宴をしました。炎からは煙が上がり、煙は伸びて空へ届きます。
人は悩み淵に堕ちます。たやすく抜け出ることのできない深みに嵌り。
人は猿、同じ過ちを繰り返す日々。
時間はどこへ延びているのでしょう。はじまりに終わりはつきもの。時間もおそらく終わりがきます。時間の終わりは世界の終わりでしょうか。いいえ、世界が終わっても時間は終わりません。
end.
この文章には9種類の「えん」が使用されています。えんのお話でした。
