『くぱぁ』

久しぶりに頭にきている。

日本人の悪いところである、造語、または略語のヒドさ。

それが少し頭を捻れば理解出来るような言葉なら、まだ許せる。

しかしだ。

『くぱぁ』

ってなによ。

なんなのよ一体。

誰かがそうハッキリ言ったのを、そいつは忘れられなかったのだろうか。

けどよく考えてみて欲しい。

人間が日常生活において、一体どのようなシチュエーションで

『くぱぁ』

などという、このなんとも言えない奇妙な言葉を発するのだろうか。

『いや～、最近くぱぁしてねぇ。今年中にあと一回くらいみんなでパァ～っと、くぱぁしてぇな』

これか？

いや、

『ねぇ。大丈夫？
そろそろ足りてないんじゃない？もう一杯いっとく？くぱぁ？』

これならわからなくもない。

妄想族
『堕鬼魔苦羅』
初代総長國分誠也、
今夜はお前と
『くぱぁ』
する。