NHKのフェミニズムは甚だしく、韓流と同様いろんなジャンルの番組の内容や編成に影響を及ぼしています。さらに、夜間に女性向けトレンディードラマ等を放映し、山積する諸課題の報道はしていません。こんなのに受信料を使われるのは我慢できません。

さて、平成25年のNHK大河ドラマ「八重の桜」はどのような内容になるのでしょうか。震災復興の支援という当初の目的を忘れて女性礼賛の内容になるのでしょうか。

NHK朝の連続ドラマ平成23年上半期の井上真央主演『おひさま』はいつになくフェミニズム要素てんこもりの内容だった。女性優遇・男性蔑視全盛の現在の視点で戦前戦中を描写するとあのようになってしまうのだろうか。あまりに一面的な見方であり、自虐史観全盛の頃の戦争映画の描写を彷彿とさせる。後世フェミニズムの影響が弱まってこの作品を振り返ってみたとき、果たして鑑賞に耐え得るものであり続けているのだろうか。

劇中では、
「女性よ!良き人生を!」(何度も繰り返し) 、「男なんてメンドクサイね!」 、「これだから男は!」
などがあり、主人公の学生時代の教師であるオクトパス先生のように、女性を馬鹿にする男性が大げさに扱われ、悪役として描かれている。
男性に対するルサンチマンだだ漏れとの指摘があるのも当然だ。

一方、戦争で当たり前のように戦地へ旅立ち、死んでいったのは男性(いまだ100万体以上の遺骨が日本に戻っていない)だが、戦争の犠牲話になると都合よく「男性」でなく、「若者」と表現が改められ、男性の受難は矮小化されている。

平成23年度下半期の『カーネーション』も同じく、戦前の頃が舞台の作品だが、

なぜか、これも男性に対するルサンチマン全開のフェミニスト推奨作品に仕上がってしまっている。開始早々わずか1週間で主人公が「女は損だ」と言っており、男女間の対立を際立たせるような描写がふんだんに見られた。

こんなのを見て男性が楽しむとでも思っているのだろうか。逆に不快感を覚える者も多いだろう。(といってももともとこのシリーズは女性向けに作られたものであるが。)

女性は自己実現が制限されていたというが、戦前の社会状況では多くの労働者階級の男性の自己実現も制限されていたし、労働は肉体的精神的に苛酷で労災、事故死、犯罪も少なくなかったし、政治は正に命懸けで暗殺、クーデター、民衆蜂起との危険とも隣り合わせであった。さらに、当時は地球規模の戦乱の時代であり、大量殺戮と総力戦で夥しい数の若い男性が高齢者、女性、子供のために命を散らした時代でもあった。こうした一面を無視して男性悪、女性素晴らしいのような描写ばかりなのは違和感を感じざるを得ない。


こんなのに受信料を支払っているのかと思うと馬鹿馬鹿しくなってくる。NHKは、ニュース等と娯楽番組等のコンテンツを峻別し、ニュース等に係る費用のみ受信料を徴収するよう改めるべきだ。昔のNHKのドラマはここまでひどい内容ではなかった。今ではNHKに限らず、テレビ番組はフェミニズム全開のコンテンツが多い。男らしさ、男同士の友情を茶化したり、男が女より人格が劣っているとして馬鹿にしている。女性向けバラエティー番組、情報番組、ドラマに限らず、一般向けの旅番組、ドキュメンタリーや子供向け番組、CMにまでさりげなくそのような描写を入れ、リラックスしてテレビを見ることができない。また、おかまやニューハーフが大勢出演するようになっている。昔のコンテンツのリメイクは、女性の活躍を増やし、男性が情けなく描かれるなどの改変を行っていることが多い。NHKは、朝や昼の時間だけでなく、深夜時間帯まで女性向け番組を放送するようになっており、男性を視聴の対象外にしたいようだ。終いに男性の顰蹙・怒りを買ってテレビ離れ、マスコミ嫌いが加速している。(これは、現在の若い男性が社会の中核を担うようになったとき、大きな意味を持つ。)

なお、男女共同参画は、女性に対する暴力や性描写の表現の規制のみ主張し、男性に対する暴力、男性蔑視の描写、高齢者に対する暴力等は放置するという二重基準です。

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※多くの方が反男女共同参画、反男性差別、反フェミニズムの運動に加わっているところです。ともに立ち上がり、男性差別のない社会を目指してがんばりましょう。ご協力をお願いいたします。