※irasutoya.comさんよりイラストを、お借りしています。


先日 娘の母校でおこなわれた

はたちを祝う会 

開催のお手伝いをしました。


娘の母校は学びの多様化学校(旧名称:不登校特例校)と称される私立中学校。

学校行事は子ども主導で考え

いつも保護者が

参加できる時に参加できる事で手伝います。

我が家は娘が中2.3年生の間

全く登校せず家を中心に過ごしていた為

私の方が学校にいる事が多かったニコニコ

娘が学校に居ない事を

辛く思うことも勿論ありました。

それでも娘が自ら家に居る事を選択してたので

同じような境遇の親御さん

子どもを第一に考えるスタッフさんと

行事のお手伝いをしながら

子どものあるがままを認め

自己決定の大切さについて

確認し合うお話しをして

お手伝いをしながら

気持ちを紛らわせていました。

そのうちお手伝いに行くと

自分の気持ちが楽になっていて

はまってしまいました爆笑

そんな学校の

創立当時から先輩保護者さんが

手作りの成人式を母校で開いています。


不登校をした子どもは自治体で行われる

成人式には参加しづらいのでは?

じゃあ母校を借りて

保護者と学校のスタッフ

後輩 先輩皆んなでお祝いしようという

アットホームな会です。

希望者が参加します。


私にとって成人式は

地元自治体の式へ参加。

振袖着てオシャレして友人と写真撮って

初めてのお酒を飲んで公立中学校の同窓会。

そんなチャラチャラの感覚でした。

小中学不登校経験のある娘

自治体での成人式は今も付き合うお友達なんて

いないから行かないかなぁという親の心配笑い泣き

だから、3年後中学校の成人式に行けるよう

様子を見に行っておくため

初お手伝い。


参加してみると

振袖、袴の子。スーツ、ワンピース、お気に入りのトレーナーを着ている子、黒いシャツとパンツをかっこよく着ている子。

皆 とても良い笑顔で参加していました。


ココはあるがままを受け入れてくれる居場所。


20歳になった自分を

見守り支えてくれた

学校スタッフさん(先生とは呼びません)

保護者さん

先輩後輩に囲まれて


在校時の思い出写真を見ながら

自分のどこが変化したか

安心できる場所で実感する会。


他人と比べるのではなく

自分の過去と比べる

自分の生きてきた後を振り返って

よくここまで頑張ったと

実感できる会。


自分の基盤を確認して

よし次はコレに挑戦しよう

同世代のあの子も挑戦してる

自分も自分の挑戦をしてみようと思える会。


会の束の間の時間でもいい

自ら自分のあるがままを認め

次への一歩を踏み出す会。


自分を大切にする事ができて初めて

他人を社会を大切にできる人に成長する。


成人式とはそんな会であって欲しい


勿論

うちの娘が3年後参加するかはわかりません。

娘の気持ちとタイミングが合わないかもしれない。その時は参加しなくていい。

娘のタイミングに合わせて

私は気持ちの準備をして

私が考える「成人式とは」を 

伝えたいと思います。