お彼岸ということもあってこのところジュンさんのことをよく思い出します。
鬱の症状がひどくなる夜中や週末など、薬を飲んでもなかなか治まらず、そんな時不思議といつもそばにいてくれたのがジュンさんでした。
前足を僕の膝の上にかけ、僕の顔を見ながら「ねえ、大丈夫?」というような顔でいつも僕の顔を覗き込んでいました。
ジュンの体温が伝わってくるのが、とても安心できて心地よかったのを今でも覚えています。
もう何年も前のことですが、ジュンさんと散歩の途中、近くの田んぼでカラスがやたら集まっているのでなんだろうとみると、小さな子猫がカラスの襲われているのが見えtました。
そばでその子の母親なのでしょう、助けられずに心配そうに見ている親猫がそばの家の影のいるのがわかりました。
これは何とかしなければいけないとジュンと一緒にかけだした途端、ジュンが自分のリードを加えて引っ張るのです。
まるで早く自分を自由にしろと言っているかのようでした。
ジュンのリードを離すと一気にカラスの群れに突っ込んでいきました、普段のジュンからは考えられないほど一目散に散ったカラスに向け大きく吠え、威嚇していましたねぇ。
その間に親猫が駆け足で寄ってきて子猫をくわえて家の影の入っていきました。
まるで親猫が子猫を連れて逃げるまで、ジュンは子猫を守っているかのようでした。
普段のジュンなら庭に入り込んだ猫を追っかけまわしていましたくらいなのですが、この時はおそらくジュンも子猫を助けなくちゃと思ったのかもしれません。
アフリカでワニに襲われたヌーをカバが助けたというのをテレビで見たことがありましたが、
この時のジュンはさしずめヌーを助けたカバですね(^^)
あの後のやってやったぞというジュンの満足そうなどや顔は今でも忘れられません。
優しい子でした。
