第24回 誰がカバやねんロックンロールショー | 万雄のブログ~株式会社万雄~

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1980年か・・・それ位、関西TVで夜7時から「誰がカバやねん~}というTV番組をやっていました。
覚えていますか~? 知っていますか~?
♪ダダダダダダダダ●ダダダダ 誰がカバやねん♪」のタイトル曲から始まるこの番組・・・
当時出来たばかりの若者最先端SPOTびっくりマーク阪急ファイブオレンジルームでの公開番組でした。
略して”誰カバ”はオールディーズの曲を全くナンセンスな替え唄にする、まァ おフザケ主体の
コミックバンドでしたが、当時まだ20才の私は・・・誰カバにっつうか、VOCALのダンシング義隆に
ハマりました。 当時の心境は、日記を付けていた訳ではないのでもうかなり忘れましたが・・・
沢田研二→ミック・ジャガー→ダンシング義隆と自分の中で位置づける位ノボせたっていうんでしょうか・・・。

いや、本当、下らないんですよ~歌も・・・ギャグも・・・・・。
ただ、私を捕えたのはダンシングの”醒めた眼差し”とシュールさ。 今でこそ、バカリズムその他の
影響か、シュールなギャグも少し市民権を得ていますが・・・この時代、まだ漫才ブーム前どころか
この番組が明石家さんまの初司会番組であったという1980年・・・・”醒めた眼差し”で
下らない歌詞のR&Rを踊り歌い、 MCでシュールなアジテーションを行なうダンシング義隆の
凄さは、一時盛り上がりましたが短命でした。

その後ダンシングは誰カバを抜け、やたらメッセージ色の強いシリアスな曲を歌う
シンガーソングライターとしてLIVEハウス等で今も活動を続けています。 
10年後位でしょうか・・・私は20人位のお客さんしかいないライヴハウスにダンシングを観に行きました。 そこにはもの凄い光をたたえた眼差しで反戦を歌う ”私の憧れた、ノボせた眼差しではない ”ダンシング義隆”がいました。

酔った勢いで終了後控室に行きました。 さらに酔った勢いで 「あの時の醒めた眼差しの
貴方がとてつもなくカッコ良かった。」と言いに・・・。
ダンシングはピンクのパンツに着替えていて・・・
「自分の右隣にいたおネェーちゃん、連れ?」と聞いてきました。 
「一人で来ているので知らないです。」と答え、 言おうと思った事は取り止めました。 
しばらく居ましたが・・・他は全く記憶にありません。

万雄H