献血のCMを見て、ふと思った。

 

「人類はなんでもつくってきたけど、血液ってつくってないのかな?」

 

人にも訊いてみた。

 

つくろうとは、しているらしい。

 

でも、いまだできてはいない、と。

 

ちょっとググってみた。

 

赤血球だの白血球だのヘモグロビンだの骨髄だの…。

 

小難しい事はわからんけど、たぶん無理よ、血液をつくるのは。

 

物質的な成分だけじゃないと思うのよ。

 

たぶん、心とか魂とかと関わってるものだと思うんだ、血液は。

 

「心の蔵」と書いて「心臓」。

 

「心臓」の中には血液があり、それを全身に送っている。

 

 

 

「私のぉ~、お墓のぉまぁえで~、泣かないでくださいぃ~」

 

ご存じ、『千の風になって』。

 

僕らは死ぬと、火葬される。

 

その時、血液は気体となり、宙に舞う。

 

肉体は無くなっても、魂はこの世界のどこかで、生き続ける。

 

 

 

貧血になると、倒れたりするよね。

 

出血がひどいと、意識が遠のいたりします。

 

医学的な根拠ももちろんあるでしょうが、でもこれって、「心」の世界と「血液」が密接に関係している証ではないでしょうか?

 

 

 

「血液」をつくり出す事に成功したら、人類は「神」にでもなったような、勘違いをするでしょうね。

 

つくれないものの一つや二つあった方が、謙虚でいられていいと、僕は思いますよ。