例えば、スポーツ選手。

 

彼らは、試合の時だけが仕事でしょうか?

 

もちろん、試合の結果で評価されますが、彼らは練習やトレーニングはもとより、食事や休息、気分転換など普段の生活から、試合で最高のパフォーマンスが出せるように過ごしているはずです。

 

わかりやすく、スポーツ選手を例に出しましたが、その仕事に真摯に向き合っている人というのは、皆そうだと思います。

 

では、政治家はどうでしょう?

 

彼らの仕事は、『決断』した事を実行し、その結果に『責任』を取る事です。

 

特に、総理大臣ともなれば、その『決断』には、大きな『責任』が伴います。

 

そして、その『決断』と『責任』も、普段から意識していなければできません。

 

普段の、何気ない出来事から常に『決断』し、『責任』を果たすべきでしょう。

 

普段の小さな出来事から、それができないようでは、大きな決断などできるはずもありません。

 

例えば、3年間。

 

3年間、普段から『決断』と『責任』を意識してきた人と、同じく3年間、常に『決断』できずに、『責任』からも逃れてきた人とでは、どうでしょう?

 

ある日、突然大きな『決断』を迫られた時、どちらがしっかり『決断』し、その結果に『責任』を取れるでしょうか?

 

僕は普段からよく、母に怒ります。

 

あの工藤公康さんも言っています。

 

普段の些細な事で腹を立てて、心を乱しているようでは、大舞台で力が発揮できるわけがない、と。

 

僕も、まだまだ半人前だという事ですね。