父の最期父は自宅で最期を迎えたかったのかもしれない。母が入所したことで、肩の荷が降りたかのように私にはみえた。「もう歩けない」と言ったのも、病院に行かない口実だったのかなコロナ禍にあった病院車椅子で病棟に連れて行かれる父の後ろ姿生きてる父を見るのはこれが最後かもしれないと思った。父は自宅で最期を迎えたかったのかもしれない。だけど入院するのを受け入れてくれた。付き添いを認めてくれる病院だったことで、私は父の最期をみとることができた。