「おはようございます!!」
先週の土曜日の朝、ゴミ出しに出かけたときのこと。 公園を通りかかると、野球のユニフォーム姿の少年が一人で練習をしていたのですが、私に気づくとこちらに向かって帽子をとって元気な挨拶をしてくれました。
すぐに私も「おはようございます」と返してごみを捨てに行き、帰り道にまたその公園の前を通ると、再び少年と目が合いました。
「ここで話しかけたら変なおばさんだと思われる」と一瞬躊躇したものの、近寄って思い切って声をかけてみることに。
私:「ポジションはどこ守ってるの?」
少年「キャッチャーかファーストです」
私:「へー、すごいね!……あのさ、こんなこと頼まれてびっくりすると思うけど、私に一球だけ投げさせてくれない?何十年ぶりだしコントロールも悪いんだけど……」
小さいころ野球をして遊んでいた記憶がよみがえり、どうしても久しぶりにボールを投げたくなってしまい、思い切ってお願いしてみました。
「困惑されるかな?」と思ったら、即座に満面の笑顔で「はい!」と返事が返ってきました。なんていい子なの(*'▽')
そしてボールを渡してくれると野球少年は公園の奥に行き、スッと腰を落として、ミットを構えました。
「ありがとう。じゃあ投げるね」
いざ、渾身の一投!……だったのですが、ボールは無情にもワンバウンドしてしまいました。正直ヘナヘナな球でした。
あまりに情けなくて、 「ごめん、もう一球だけいい?」とお願いすると、 彼はわざわざボールを手渡しに来てくれました。
そして運命の二球目。
ふわっとした超スローな山なりのボールでしたが、 今度はノーバウンドで届きました。
ど真ん中ではないけれど、自分なりには納得のストライクゾーン。
五十肩の私としては大満足です。
お礼を言って「何年生?」って聞いたら4年生でした。
「学年でも背が高い方でしょ?」と聞いたら嬉しそうに元気な「はい!」という返事が返って来ました。
そんなやり取りをして、清々しい気持ちで帰宅。
公園にいた野球少年よ、知らないおばさんのヘナヘナのボールをキャッチしてくれてありがとう。
朝からこんな素敵な経験をさせてくれた彼に、心から感謝です。
いつの日か彼が大人になったとき、 「そういえば昔、公園で変なおばさんのボールを受けたな」なんて思い出す日が来るのかな。

