とうに忘れちまった
何か刻んだ記憶
クラウンを戴こう
首筋辺りに

風強く 雨が降る
閃光と雷鳴

割れた鈴の音
地を這うように
鉄クズを走らせ
クラウンを戴く

後戻りはないから
僕はまた走り出す
吐息混じりに
強くささやく

サビ散らかした
鉄クズに乗り
鼻唄混じりに
吐き出した

クラウンを戴こう
もう後戻りはないから

そう僕は僕でしかないから

これでしか活きれないから

クラウンを戴こう