童貞映画を見るのが今年の夏の流行だよ゚・*:.。. .。.:*・゜やっぱ時代は童貞だよね要チェキ
ずいぶん前に録画していた『コレクター』を見ました。
『ベン・ハー』『ローマの休日』を撮った名監督
ウィリアム・ワイラーの作品です。
これ、童貞映画です。職場では趣味の蝶々の収集を
馬鹿にされて全く冴えない銀行員が、ある日サッカーくじ
で大金を手に入れます。その後、会社を辞めて山奥の
古い豪邸を買い、彼はある計画を実行します。それは
彼が一方的に想いを寄せる美術学校の女生徒を誘拐
することです。彼はクロロホルムをしみこませたガーゼで
彼女を気絶させ、山奥の家にある地下室へ閉じ込め
ます。普通ならそこで暴行しそうなもんですけど、彼は
違います、彼女が近くにいてくれればそれでいいのです。
「喪男」ですな。二次元思考です。あるとき、彼女に
「私を抱いて」と誘われると、ソファーに押し倒してキスこそ
するものの、それでやめてしまって「女なら娼婦をいくら
でも買える」と激怒します。ある意味、純粋な奴です。
最終的に彼女は病死してしまい、彼が新たな獲物を
探して町へ繰り出していくところでこの映画は終わります。
歴史に残る非モテ男のルサンチマン炸裂童貞映画だ
と思います。最近、僕が読んでる本にやたらとリンクして
いておもしろかったです。主役のテレンス・スタンプは
パゾリーニの『テオレマ』でも気色の悪い男を演じてま
すね。ブルジョワ一家の中に入り込んで娘だろうが
オヤジだろうが家政婦だろうがみんなを性的に魅了し
て家庭をボロボロにして去っていくというわけわからん
奴です。