天下布武の拠点 岐阜城攻略登山 | bamboohouse-masterのブログ

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マスターの気まぐれ写真日記

美濃から

 

長良川に沿って

 

南へ

次に目指す城が

 

見えてきました

「岐阜城」です

 

早くも桜が

 

満開だ

岐阜城は

 

孤高の山

 

金華山山頂にあります

金華山は

 

長良川の南東にそびえる

 

標高329mの

 

急峻な岩山です

 

いくつかある

 

登山ルートの中から

 

最短ルート

 

「馬の背登山道」を

 

登ることにしました

 

馬の背登山道は

 

まさに金華山までの

 

直登ルート!

山頂までの近道ながら

 

ルート全般が

 

岩や木の根で覆われ

「子供や高齢者は無理です!」という

 

看板が掲示されています

汗だくになりながら

 

岩場の難所を

 

登ります

このルートを登ったおかげで

 

岐阜城が

 

「難攻不落の城」と

 

呼ばれたのが

 

よ~く実感できました

足元は

 

何億年もかけて

 

隆起した地層で

 

ごつごつ

 

一気に標高を

 

稼ぎます

眼下には

 

長良川

伊勢湾に向かって

 

蛇行して流れているのが

 

良く見渡せます

 

 

両手使って

 

岩につかまりながら

 

よじ登ること40分

ようやく

 

「岐阜城」に

 

到着

 

 

「美濃を制すものは天下を制す」と

 

言われました

戦国時代

 

「国盗り物語」の主人公

 

斎藤道三の居城で

「稲葉山城」と

 

呼ばれていました

その後

 

織田信長が

 

この城を攻略

 

城主となります

美濃の地を得た信長は

 

町の名前を

 

それまでの「井ノ口」から

 

「岐阜」へと改名

これまでの

 

「稲葉山城」を

 

「岐阜城」と改めます

「岐阜」という名は

 

信長が「天下布武」

 

つまり天下統一を目指し

 

名付けたもので

中国周の王が

 

「岐山に起こって天下を収めた」

 

という故事が

 

その由来だそう

信長は

 

安土に城を構えるまで

 

ここを拠点にしました

天守からは

 

遠く

 

名古屋の高層ビル群まで

 

見えます

広い濃尾平野を

 

一望

西の空に

 

日が沈みます

 

 

 

帰りは

 

「百曲り登山道」を通り

 

下山

今日は一日かけて

 

「岩村城」と「岐阜城」

 

二つの山城に登り

 

「中世の面影残る城下町」と

 

「うだつ上がる商家の町」を

 

歩きました