瀬田川に沿って
琵琶湖方面に
歩いています
瀬田川は
ボート競技のメッカ
皆さん
早朝から
練習してます
見慣れない
黒い羽根の水鳥たち
越冬の「オオバン」
近年琵琶湖で
急増
10年前の3倍だとか
生態系の変化が
心配
さて本日の
メイン
「住友活機園」に
やってきました
ここは
一般公開されていません
申し込みは
住友系列の社員のみ
住友商事で働く
メンバーのご厚意で
予約していただきました
住友第二代総理事
伊庭貞剛が
明治37年(1904年)
終の住処として
近江八景の瀬田の唐橋や
琵琶湖を遠望する
この丘に
邸宅を建てました
活機園は
竣工から100年を超える今も
ガラス1枚に至るまで
当時のまま
見学者は
我々7人だけ
丁寧な解説付きで
建物内部も
案内していただきました
ただし
館内は撮影不可
洋館は野口孫市の設計
和館は大工棟梁八木甚兵衛
両館とも
最高の材質を使用
ぱっと見はシンプル
実は細部に至るまで
よ~~く考えられた
素晴らしい意匠設計
伊庭貞剛は
「別子銅山中興の祖」
住友新居浜精錬所の
煙害問題の解決
植林など環境復元にも心血を注ぎ
企業の社会的責任を実践した
先駆者です
明治に生きた
伊庭貞剛という人の功績
建物や庭園に垣間見える
芸術的感性のすごさ
「住友活機園」
ほんとうに感動しました