早朝サイクリング 太秦「蚕ノ社」の謎 | bamboohouse-masterのブログ

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マスターの気まぐれ写真日記

早朝サイクリング


東寺の弘法市へ
 

外国人観光客で


たいそう賑わってます

暑いので


サラ~と見たら

北上します

嵐電の路面電車に沿って


やってきたのは
 
木島坐天照御魂神社(このしまにますあまてるみたまじんじゃ)


こんな難しい名前言っても


誰も知りませんよね


蚕ノ社(かいこのやしろ)のことです
 

「蚕ノ社」の名前の由来は


養蚕・機織・染色の技術に優れた


秦氏に縁が深いことから


来ているそうです

 
パワースポット
 
三柱鳥居です
 
なぜこのような形をしているのか

見ればみるほど


不思議な


オーラを放っています

この地域の


太秦(うずまさ)という地名も


渡来人の秦氏に


由来しています

秦氏は五世紀に


多くの民族を引き連れて


朝鮮半島から


日本に渡ってきました


養蚕や織機


さらに土木などに


高い技術を持っていたために


朝廷に重用されるようになります


平安京の造成に際し


秦氏がいたのが


現在の太秦


平安京西郊の建築に


大いに貢献しています


その秦氏の長の別称が


「太秦」だったといわれています


京都の伝統産業である


西陣織の源流は


渡来人である秦氏の一族が


太秦あたりに住みついて


養蚕と絹織物の技術を


伝えたのです


平安京への遷都が行われると

朝廷では絹織物技術を

受け継ぐたくみたちを

役所のもとに組織して

高級織物を生産させました

いわば国営の織物業が

営まれていたわけですね

地名に秘められた謎

歴史を紐解くと

実に面白い

発見があります