何もかもが面倒なケータリング屋の「おじさん」
前半は彼のどうしようもなさが描かれている。
「ドラッグ」が途中度々出てくるのだが,「おじさん」とドラッグは全く結びつかないまま,各エピソードの中で放置されていく。
「僕」とおじさん,が出会って以降は「僕」視点で話が書かれているところが特に面白い。クラスマックスはやはり,朝ごはんのシーン。読んでいて本当に切なく,涙が止まらな買った。タイトル,文庫の表紙の絵が全て繋がってくる。
そして放置されていた「ドラッグ」も回収される。
ラストは「おじさん」と実の息子との食事の準備。爽やかな終わりだった。