フランス人彼氏と私の生活。 -48ページ目

ジェミンの腕の中。

ジェミンは最近のあたしの異変に気づいている。







『好きな人が出来たの?』















なんてことは聞かないけど、ジェミンはきっと分かってる。





















『モードは寂しがり屋だから。ひとりでいるのが嫌なんだろ?』















ジェミンはあたしを抱きしめながら言う。













『ずっと守ってあげたいけど、俺はずっと一緒にいられない。』


















そうだよ。





女の子を守る役目は恋人。









でも、その恋人は所詮他人であたしはひとりぼっち。

















『俺の恋愛対象は男だから。






モードの恋人にはなれない。





でも、モードに恋人が出来たらなんか嫌なんだ。





勝手だけど、モードを誰かにとられるのが嫌だ。』















あたしもそうだよ。





ジェミンが恋人じゃないことはわかってる。





ジェミンにもあたしにもいつか恋人が出来る。






嫌。

















でも、一緒にいたい。



ずっと。


















それっていけないこと?







『これっておかしいこと?』








ペタしてね

























ジェフからのメール。

ジェフから別れを切り出された半日後。













ジェフからのメール。




















ごめん。



休日中、ずっと連絡が取れなくて不安になったんだ。



許してほしい。







もうしないよ。



怖い思いさせてごめん。


















嬉しかった。













でも、ヨリを戻しても、



ジェミンといるかぎり同じやり取りの繰り返し。












ジェフが去って、本当に悲しかった。









またこんな辛い思いしたくない。















絶対にあたしから離れていかない人が欲しいの。














こんな痛み。









二度と嫌。







ペタしてね






ふたりだけの世界。

ジェフのことで落ち込んでいたあたしを慰めたくれたジェミン。















でも、聞かれても何も答えないあたしにジェミンは。










『ここ数ヶ月。モードの様子が変なのは気づいていたよ。』









とジェミン。








『なにかあった?何か隠してるね。前と態度が違う。分かるんだ。』
















ジェミンはなんでもお見通し。



最近、あたしの不可思議な行動も見抜いてる。















『どうしちゃったんだモード。





最近の君は以前とは違うよ。





俺は以前のモードに戻って欲しい。





今のモードは俺の妹じゃないみたい。





俺なんかした?





俺のせいなら一緒にいるのはもうやめるべきかな?』













ジェフと付き合うことによってジェミンとの安定した生活も危うくなった。





これはいつものこと。













ジェミンに。





あたしに。







恋人ができるといつものあたしたちじゃなくなる。

















ふたりがふたりでいるためには。





あたしたちのふたりだけの世界が必要かも。









ペタしてね



ジェミンの優しさ。

ジェフからの電話を切り、メールを送った後。



















涙があふれてきたあたし。























ベッドでまだ寝ていたジェミンがあたしの異変に気づいて起きてきた。








『よしよし。モード。』







と言いながらあたしを抱きしめてベッドへ。






















ジェミンにこういうとき優しくされると泣き止むどころかもっと泣きたくなる。







あたしはもっと泣いた。













泣き止むまでジェミンは何も聞かずにあたしを抱きしめていた。













泣き止んだあたしにジュースを持ってきて水分補給。



あたしのとなりに座って頭を撫でながらあたしの顔を覗き込むジェミン。












『どうした?』














ジェミンは聞くけど。



あたしにはなんて説明していいかわからない。













ジェミンに隠して、韓国人男性と付き合っていて、あなたとの同居を隠していたおかげで別れちゃったっていうの?










言えないよ。









ペタしてね






最後のメール。

ジェフからの突然の別れ話。











かなりショック。
















なにがショックって。





ジェフは週末電話に出れなかったというだけで簡単にあたしとの縁を切った。















そんな非情なことができるのはやはり、ジェフとあたし。






いくら恋人でも結局は他人だと言うこと。






ジェフにとってあたしは明日にでも顔を見なくてもいい存在なのね。

























あたしはジェフに最後のメールを送った。



















もっとあたしを知って欲しかった。



そうしたらどんなにあたしがあなたを好きなのか分かったはずだから。





















あたしなりの別れのメール。





短くても、いいことは伝わるはず。















さよならジェフ。













ペタしてね