私の昨年11月の入院時に綴った日記を、今、ここに公開させていただいています。

本日のは入院2日目のやつです。

どうぞ読んでやって下さい。


『9:15AM 火曜日。雨。

11月中旬すぎ、東の窓からは 間近に鴨川の流れ、

向こうには左京の吉田あたりと思われる街並、

そしてその向こうには 左手の比叡山から 右手、

南方に連なる東山三十六峰の山域が一望に見渡せる。

川の岸の、樹冠を大きく拡げた木々の葉っぱたちは、

黄色く色付き、もうだいぶ その数も減っているようだ。


 入院してちょうど丸1日がたった頃だ。

大部屋ではなく個室で、時々訪れるNsやスタッフ以外には、

わずらわされることはない。

 朝、パンを焼いていると、とある入院患者が傍に来られ、

同じく別のトースターでパンを焼こうとされている。

その方は、右肩あたりの腱が切れ、オペ後で右腕を固定されていた。

ふくらんだ肩掛けカバン様の装具の上に肩を固定した右腕をのせて、

四六時中過ごされているそうだ。

寝るのにも、少なからず不自由な思いをされている由。

パンの入ったビニール袋の口を切るのにも右手が使えないので不便である、とも。


オレの場合も、当分左手は固定されるであろうし、トイレットペーパーを切り取るとか、

顔を洗うとか、洗い物をするとか、普段何気なく(何不自由なく)やっている動作において、

しばしば左手の有難さを感じるようになることだろう。』