クラシッチ狂想曲 | Amore Juve ~3rd Season~

クラシッチ狂想曲


Amore Juve
アレックス・デルピエロ

『チャオ!今日は日本のみんなにクラシッチ狂想曲について

詳しい話をしようと思うんだけど、もう知ってる人もいるはずだよね(笑)』




Amore Juve
アレックス・デルピエロ

『セリエA第8節のボローニャ戦で、ミロシュ(クラシッチ)が、

ペナルティエリア内で倒されてPKを得た事が発端になったんだ。

ミロシュは切実な人間で、本人も

相手DFが来たから反射的にカラダを倒してしまったと言っている。

実際は相手DFとの接触はなかったんだけど・・・。

その後にPKをキンタ郎(イアキンタ)が外して、

試合は0-0のドロー。

ミロシュは2試合の出場停止となり、ミラン戦を欠場する事になったんだ。』


Amore Juve
アンドレア・アニエッリ会長

『クラシッチはSerio(誠実)であり、Serbo(セルビア人)でもある。』


ルチアーノ・モッジ元GM

『それはメディアが指摘した言い回しではないでしょうか?』


アニエッリ会長

『まぁ、そうだが・・・。

クラシッチ本人も反射的な振る舞いであると名言している。

PKがなかった事は確かだが、メディアがこれだけ騒ぎたてる

事ではない!

これはメディアによる言葉の暴力だ!』


モッジ元GM

『その言葉の暴力によって、守られてきたのはアニエッリファミリーの

裏工作があったと言われていますが・・・

イアキンタがPKを外して結果的に良かった・・・。

我々の口からメディアへの不満を表すというのは

カルチョが健全な方向へ進んでいる証拠でもある。』


アニエッリ会長

『カルチョ・ポリの主犯のお前が言うな!!

お前のせいで我がユーベは2回もスクデットを剥奪されたんだぞ!

それを取り返そうと私は今、モラッティと戦っているんだ!

そしたら、モラッティのヤツは

98年と02年のスクデットはインテルのモノだったとイチャモンつけてくるからなぁ・・・。』

※それについてはまた機会があったら紹介します。


Amore Juve
ファビオ・クアリャレッラ

『ユーベのレギュラーはミラン戦でもゴールを決めた

オレがもらったようなもんだな!

PKを外してくれて感謝しているよ(笑)』


ヴィンチェンツォ・イアキンタ

『イアキンタ改め、ヤクィンタとして、

レギュラー定着に向けて、スピード(のみ)に磨きをかけていくつもりだ!』


『クラシッチ依存症』とも言われていましたが、

ミラン戦ではクラシッチの不在を感じさせない試合展開で、

泥臭く勝利しました。



モッジがいた頃は様々な裏工作により、

ユーベが守られてきたのは否定出来ません。

だからこそ、浄化されたセリエAでユーベは『自力』で

スクデットを撮る事が義務付けられています・・・・・・が、

今シーズンもスクデットを狙うには難しいです。

シーズン終盤まで上位に食い込む事が目標であり、

ユーベの選手たちも

地に足を着けて一歩づつ前身する事を公の場でも発しています。

昨シーズンのような大失態を演じる事は

ひとまずはなさそうです。


実は最近、私の中で

『もしかしたら・・・』

という淡い期待がありますが、

ここはユーベの選手達同様に謙虚に

次の試合の事だけを考えています。


今のユーベを観るにあたって、

相手が昇格チームでも以前のように『勝って当然』という

考えは捨てています。

気づいたときはスクデット争いに加わっている・・・

それが今のユーベらしいスタイルかもしれません。


Amore Juve
ジジ・ブッフォン

『オレが復活するまで待っててくれよな☆』