ハサミの活動をする1歳児と援助するお母さま

 

  お子さんが1年後になってほしい姿

 

入会をご検討されている方には、まず実際のレッスンを体験いただくようにしています。

  • お子さんが教室のレッスンや雰囲気になじめるか
  • 保護者が教室の方針に理解・共感できるか

実際の様子を肌で感じ、ご納得いただいたうえで、レッスンに参加いただきたいと考えています。
これからの育児のご参考になるように、レッスンでのお子さんの活動の様子を観察。
発達状況や環境との関わり方をお伝えし、アドバイスをするようにしています。


また、レッスンに参加する前に1つ質問をさせていただいています。

  • 「1年後あるいは将来、どんなお子様になってほしいですか?」

イメージはあるかと思いますが、明確に言葉にすることは少ないかもしれませんね。
お子さんの将来の姿を言葉にいただくことで、育児の目標が明確になります。
そして、レッスンへの関わり方もより積極的になられます。

 

  積極的に取り組み、自分で考え行動してほしい


最近体験いただいた方の1年後(将来)のなってほしい姿を紹介させていただきます。
 

Nちゃん(1歳5か月)

  • 自分で考え、自分で選べるようになってほしい
  • 自分のことができるようになってほしい


Yくん(1歳10ヵ月) 

  • ものおじせずにチャレンジしていく子になってほしい

Kちゃん(8か月)

  • 人の気持ちがわかる、優しい子になってほしい
  • いい悪いを自分で判断できる、自分で考える力を持ってほしい(人生は選択の連続)
  • 集中力をつけてほしい
  • 感情が激しいのでやり抜く力の起爆剤にかえていきたい

本当に素晴らしいです!
みなさんの共通した想いは次のようになるかと思います。

  • 「自分」で考え、選び、行動してほしい
  • 集中力をつけて、積極的にチャレンジし、やり抜いてほしい

ひとりで前向きに進む「自立」した子どもが目に浮かびます。
みなさんが望む「自立」こそ、モンテッソーリ教育の目指す子どもの姿なのです。
 

  子どもの「自立」を援助するモンテッソーリ教育


子どもの「自立」とは、他人からのサポートを受けずに自分で何かができることです。
 

1歳半前後で歩けるようになった時点が「自立」への出発点。
自分で思った所に行けるようになった子どもは、夢中で自分の周りを探索し、気になったものに繰り返し関わります。
 

そうした中で、

  • つかむ、握る、落とす、入れる、つまむ、開け閉めをする
  • といった基本的な動きを自分で訓練し、上手になっていきます。

基本的な動きをマスターすることで、日常生活を自分の力で過ごすことができるようになるのです。
「自立」できると、子どもは急速に成長が進みます。
「自立」が遅いと、成長も遅れます。
 

1歳半から3歳は、「自立」の土台を築くとても大切な時期。
0歳児、1歳児、2歳児の活動では、次の点を大切にしています。

  • 「自立」に必要な様々な基本運動を訓練する教具を豊富に用意
  • 自分で選ばせることで、子どもは繰り返し訓練。子どもが今必要としている訓練が何かもわかる
  • 大人が最低限の援助をすることで、やりたい意欲が育ち、集中力が身につく
 

色水の実験をする幼稚園児

 

  「自立」の土台ができると「考える力」と「学ぶ力」が伸びます

 

3歳までに「自立」の土台ができた子どもは、幼稚園児クラスで

  • 日常生活の練習
  • 数の活動
  • 言語の活動
  • 感覚の活動
  • 文化の活動

に意欲的に取り組み、興味の幅を広げながら、

  • 考える力
  • 学ぶ力

を高度なレベルで身につけていきます。

お子さんの1年後あるいは将来なってほしい姿が重なりましたら、レッスンをご体験いただけましたら幸いです。
お子さんのこうなってほしい姿をぜひお聞かせくださいませ。

 

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集中して活動する2歳児

  半年で集中力とマナーが身についた2歳児


2歳児クラスと幼稚園児クラスでは、保護者と離れてひとりで活動します。。
4月から入会し、半年たった2歳児のお母さまとお話をする機会がありました。


2歳児のお母さま
「子どもが変わりました。」
「以前はあれもやってこれもやってと言う感じで散らかし放題でした。」

「最近は、片付けようねというと自分でかたづけるようになりました。」
「活動も続くようになりました。」
「こちらに通うようになってからいろいろなことができるようになって成長ぶりにびっくりしています。」


「教室でも集中して活動されていますよ。」
「リトミックも参加してみんなといっしょに活動できようになりました。」
「本当に成長されていて素晴らしいです。」    

4月から入会して、半年。

週1回のレッスンを重ねる中で、落ち着きが出てきました。
そして、集中して活動し、終わったら自分で片付ます。
その成長ぶりに目をみはり、元気と勇気をもらっています。
 

自分で活動を選ぶ1歳児

  マナーを守って自由に活動するモンテッソーリ教育


モンテッソーリ教育は「自由」なイメージが強いと思いますが、実はマナーやルールをとても大切にしています。
モンテッソーリ教区の時間では、棚から好きな教具・教材を選んで活動します。

  • 教具・教材を選ぶ(ほとんどのものはトレイに乗せています)
  • トレイを自分の机まで運ぶ
  • 椅子に座って好きなだけ活動する
  • 終わったら机の上でトレイに教具・教材をかたづける
  • 立ち上がってイスを机の中に整える
  • トレイを自分で運んで棚のもとの位置に片付ける
  • この手順は、歩けるようになった1歳児から幼稚園児まで同じです。

自分で選んですきなだけ活動することで、集中力が高まります。
活動の前後のルールをくりかえすことで、マナーが身につきます。
活動そのものに加えて活動の段取りを繰り返すことで、集中力とマナーの両方を身につけることができるのです。

 

イスに座って机で活動をじっくり行う2歳児

  2歳児クラスで身につく「自立する力」


4月から2歳児クラスはスター十を切りました。
始めは親子で参加し、子どもの様子を確認しながら、数カ月かけてじっくる母子分離を行います。
母子分離ができたら、

  • モンテッソーリの個別活動
  • リトミック
  • お弁当

と、2時間30分をひとりで活動します。


先生に手伝ってもらいながらスタートを切りますが、慣れてくると自分でできるようになります。
ひとりで活動する中で身につけた集中力、マナーは本物。
生涯にわたり、その子を支える大切な資質となります。
子どもの持つ潜在能力、適応力の素晴らしさを毎年感じます。

 

  2歳児クラスの生徒はどの幼稚園にも通用します


4月から横浜に転勤されるということで、10月に横浜まで幼稚園の受験を受けにいった方がおられました。
試験に無事受かり、安心して転勤できるとほっとされていました。
何気なく受験されたのですが、実はその幼稚園は横浜でとても人気が高い難関幼稚園だったことを後で知り、びっくりされたそうです。


幼稚園受験では、

  • ひとりで活動したり、片付けができる
  • 先生の投げかけに返事などきちんと反応できる

といった、自立のレベルがポイントになります。
受験を目指しているわけではありませんが、自然に受験対策にもなっているのです。

このクラスで本当に残念なことがあります。
ひとりのときは、集中して活動し、片付けもきちんとできるのに、保護者がいると芯がぬけたように甘えてできなくなってしまいます。
小さな子なので当たり前なのですが、保護者はひとりで自立して活動する様子を見ることができないのです。
本当に残念です。(笑)
お迎えのときに活動ぶりを話したり、短い動画を撮影してお渡しするなど工夫しながら、その成長ぶりをしっかり伝えるようにつとめていきたいと思います。

教え込まずに集中力とマナーが身につくモンテッソーリ教育。

よろしければレッスンをご体験ください。

 

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  幼児期は自由に身体を動かして成長

 

身体と精神の基礎ができる6歳までは、身体を動かすことで脳が発達し、精神が形成されていきます。
今、どんな活動がその子にとって必要かは、子ども自身が探し当てて活動に打ち込みます。
少しでも早く大人と同じように活動できるようになりたくてしかたがないのです。

大学時代の恩師でモンテッソーリ教育の第一人者相良敦子先生の著作で
「ママ、ひとりでするのを手伝ってね!」
というタイトルの著書があります、
子どもの気持ちに本当にピッタリの言葉ですね。
この気持ちにしっかりこたえて成長に寄り添うのが大人の役目ではないかと思います。

 

  大人のNG行動で子どもは困った状態に


子どもがやりたいことをやらせてもらえないと、思うぞんぶんに身体を使い、心を働かせることができなくて強いストレスを受けます。
その結果、子供は乱暴になったり無気力になるなど困った状態になります。
無意識のSOS,無言の反抗といってもよいかと思います。

「私は大丈夫」とほとんどの方は思われることと思いますが、子どもの目線で見たり考えることは意外に難しいものです。
子どもを困った状態に追い込む典型的な大人の行動は主に5つあります。
 

  NG行動① 子どもをせきたてる


子どもが行動するテンポは遅いです。
自分のペースでゆっくりとやろうとしていると、ついつい
「はやく」
「急ぎなさい」
とせかしがちです。


子どもは自分のやりたい気持ちやリズムを見失ってしまい、どうしたらよいかわからなくなってしまいます。
そうして、投げ出したり、乱暴になったり、どなるなどの状態におちいってしまうのです。
 

  NG行動② 子どもの行動を先取りする


子どもが自分でやろうととする前に、大人がやってしまうことはありませんか。
こういったことが続くと、子どもは
「やりたい」
「やろう」
と思わなくなってしまいます。
そうして、大人がしてくれるのを待つようになってしまいます。
 

  NG行動③ 子どもの行動を中断させる


子どもはやりだしたら楽しくなって、とまりません。
おもしろくてどんどんやり続けます。


大人は自分の予定や考えで
「もうやめて」
と中断させたり、
「それをやめて、こっちをやったらどう」
とほかのものを押し付けたりしがちです。


こういったことが重なると、あきらめる気持ちが子どもの中に芽生えます。
「またやめなさいって言われるから」
「遊びを取り上げられてしまう‥」
と思って、自分の意志でかかわろうとする積極的な姿勢がなくなってしまいます。
 

  NG行動④ 大人がかわりにしてしまう

 

切る、破る、重いものを持つ など
子どもはいろいろと試したり、難しいことにも挑戦しようとします。


それを見た大人は、
「危ない!」
「これを破ってはだめよ」
「やめて、あとでしておいてあげるから」
と、活動する機会や使いたいものを取り上げてしまいます。


代わりにかわいい人形や動くおもちゃを与えたりしても、子どもの本当の興味とは違うので。与えられたものを投げ出してしまいます。
大切な成長の機会を奪われ続けると、身体が思うように動かせない不器用な子どもになりかねません。

衝動的な行動をとるようになる場合もあります。
 

  NG行動⑤ 子どもをほったらかし


自由にさせようとすることは大切だと皆さん思われていますが、自由とほうっておくことは違います。、

教えたり寄り添ってあげないと
「どうしたらいいの?」
と不安な気持ちでいっぱいになります。
そうして、
「なにをしていいかわからない」
「なにもしたくない」
と、いろいろなことに意欲的に取り組むことができなくなってしまいます。

 

  大人の「ていねいな関わり」で子どもは成長


大げさな表現になってしまいましたが、どなたも経験があるのではないでしょうか。
将来を見据えて、幼児期から数や言葉、英語をなどの知識を身につける機会も増えてきました。

もちろんそういったことも大切ですが、

  • 日ごろの子供の行動をよく観察して、ていねいに関わってあげること

これがが幼児期の子どもの成長にとても大切なことです。

教室の0歳児・1歳児は親子クラスです。
お子様と一緒に活動していただく中で、講師はお子様の活動をサポートするだけでなく、保護者様にもアドバイスさせていただきます。
毎回言わせていただくことは、
お子様が主役です。お子様に選ばせてあげてください
お子様の行動を見守り、待ちましょう
お子様がわからなかったり、困ったときに最低限の援助してあげましょう

お子様と活動を一緒にする中で、お子様とのかかわり方を肌で学んでいく中で保護者様の接し方が見事に変わっていかれます。
お子様との接し方を講師からアドバイスを受けながら学ぶ「アクティブラーニング」の場として、レッスンを活用いただいています。
機会がありましたら、実際のレッスンをご体験くだされば幸いです。

 

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秋にちなんだリトミック

 

  「したい」気持ちがなくなる生徒

 

幼稚園児クラスで、いきいきと活動していたのに突然手が止まりぼっとしだす生徒がいました。
しばらくすると、小学校を受験するのでと教室をおやめになります。
途中から受験のために別の幼児教室に通い始めていた様子です。

小学校受験を目指した幼児教室でお手伝いをしていたことがあります。
大人でもかなり難しいペーパーテストをはじめ

  • ひとりでの活動
  • グループ活動
  • 団体行動やマナー

など、幅広い項目にわたる対策が必要になります。
子どもは一生懸命取り組むので、心からサポートさせていただきました。
家に帰ったら気力、体力を使い果たしてぐったりしてしまうのかなと感じていました。

私たちの教室は、自分でやりたいことを選んで活動するスタイルなので、やりたくなかったら何もせずに過ごすこともできます。
もちろん、様子をみなながら、これはどう、こんなのあるよと、その子にあった活動を紹介するのですが、気が進まずそのまま時間が過ぎてしまいます。

大人の目線だと、小さい頃にいろいろなことを経験させたり、良い環境で学ぶことが子どものためと思いがちです。
おとうさん、お母さんが大好きな子どもは、喜んでもらいたいばかりについつい頑張ってしまいがち。


子どもが本当はしたくないのに我慢して続けていると、次のような2種類の困った状態におちいる可能性が出てきます。
 

  強いタイプの困った状態

  • 乱暴な傾向が強く出て、反抗的で言うことを聞きません。
  • 大きな声で怒鳴るように話すので、いつもやかましい感じがします。
  • 弱い子をいじめたり、生き物を残酷にあつかったりする場合もあります。
  • 不器用、がさつでじっくりと活動することができません。

  弱いタイプの困った状態

  • 消極的で気力が出ません。
  • 自分で選んだり、意欲的に取り組むことができません。
  • 大人から指示されないと動けません。
  • 大人から褒めらることをとても意識します。
  • 怖がり、依存的、不安、神経質的な傾向が強く出ます。
  • 表情に乏しく存在感が薄い状態です。

モンテッソーリ教育では、子どもの本来のあるべき姿からはずれているこの状態を「逸脱」と呼んでいます。
 

  強いタイプの子どもが3か月で落ち着きました


以前、年中児が体験に来られて入会を希望されましたが、強い状態の典型でした。

やりたい意欲はあるのですが、ひとつのことにじっくり取り組むことができず空回りの感じです。

ほかの子どもの活動に興味を持つと、気持ちが抑えきれずに取ろうとしてしまいます。

 

主人も幼稚園児クラスで講師として加わっているのですが、
「じじい!」
と呼び捨てにされてびっくり!
「そんな言い方をしてはしてはいけないよ」
と私がいうと、
「なんで?」
「だって、じじいじゃん!」
正しいといえば正しい‥

苦笑するしかありません。

丁寧に寄り添ってじっくり活動していただくために、個人レッスンを3か月行うことにしました。
ひとりで落ち着いて活動できる環境になると、自分のしたいことを見つけて活動するようになります。

活動が楽しくなり、ひとつの活動に集中して取り組むことができるようになりました。

落ち着きが出て、丁寧に活動できるようになり、その変化にほっとしました。
ご家庭の事情で短期間で退会されましたが、変化ぶりにお母さまはほっとされていました。

幼児期は、今の自分に必要な活動を行いながら、成長していきます。
大人が、やらせなかったり、せかしたり、ほっておくことで、子供は自由に活動できなくなると、困った状態になって、大人にSOSを送るのですね。

  • 子どもは成長する力がある
  • 子どもが選んで自由に活動できるような環境を提供するのが大人の役目

モンテッソーリ教育ではこう考えています。


「教え込むこと、詰め込むことは危険」

このことを頭に入れておく必要があると思います。

機会がありましたら、モンテッソーリ教育の現場ご覧いただければご参考になるかと思います。
子どもが生まれながらに持つ学ぶ力や集中して活動する様子を感じていただけることと思います。

 

 

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幼稚園児クラスは1時間30分のレッスンです。
はじめの1時間は、好きな活動を自分で選んで好きなだけ行うモンテッソーリの活動です。
次の30分は、音楽に合わせて身体を動かしたり、歌や楽器で音楽を楽しむリトミック。
リトミックは、音楽に合わせてみんなで活動を行うので、聞く力や協調性が身に付きます。

 

  注意されて腹をたてた生徒

 

10人の生徒が先生を囲むように椅子にすわっています。
ひとりの生徒が、足を前に投げ出しています。
座っているイスが低いようです。
 

先生が、大きなイスを持ってきました。
「こちらに座ったらどう?」
「そのイスは低すぎて、足が前にでてしまうよね?」


生徒は、気が向かないようです。
「これでいい」


先生は、
「大きいイスに変えたら足が楽になってきちんとすわれるよ」

 

生徒
「このイスがいいの」

 

先生
「先生が手伝ってあげるよ‥」


その子は怒り出しました。

もういいの!

ほっておいて!

 

そんな表情で隅の席にいって向こうを向いてプイ。
そのままで、リトミックをしようとしません。
 

  おうちの様子を聞いてみました

 

レッスンが終わりました。
お迎えにきたお母さまにそのことを伝えました。
 

お母さまは、
「家でもそうなんです。それはダメというと、怒って何もしないんです。」
「強くいっているわけでもないんですが、いわれるのがイヤみたいです。」

 ‥‥
「でも、言わないと仕方がないときもあるので、正直困ってます。」

そうなんですね。

 

  幼稚園児の前頭前野は発展途上

 

3歳を過ぎると、体がよく動くようになります。
意識も育ち、好き嫌いや興味がはっきりしてきます。
好きなことを好きなだけ自由にしたくてたまりません。


言葉が発達して、大人と同じように話し出します。
話せばわかるはず!
とつい思ってしまいますが、自立や意思決定を行う前頭前野は発展途上です。


ですから、
「食べるときは座ってね。」
「順番に使おうね。」
「人のお話を静かに聞こうね。」
と、一つ一つ言ってわかってもらう必要があるのです。
 

  言ってから少し待ちましょう


言ってもなかなかしなかったりするので、つい何度も言っていませんか。
子どもは大人のように言われた意味がすぐにはわかりません。
まず言ってから、反応があるまで待ちましょう。
少し立つと理解して動き出します。


しようとするけれど仕方がわからない場合には手伝ってあげましょう。


気分が乗らずに「しない!」というかもしれません。
したほうがいい理由を淡々と伝えましょう。

 

感情的になって固まった場合は時間をあけてクールダウンしましょう。

気分の切り替えも苦手なのです。
 

  コミュニケーションのポイント


嫌がられるとついあきらめて、大人が何とかしがちです。
でも、直さないと変な習慣がついてしまいます。


子どもが受け入れやすくするためのポイントは、

  • 子どもをよく観察する
  • 待つ

この2つをかみしめながら、辛抱強く、繰り返して伝えていきましょう。

レッスンでの出来事は、子どもに繰り返し注意したことがいけなかったようです。
最初に言ってから反応を待ってあげればよかったなと反省しています。

その子は、壁を向いていましたが、その壁は鏡。
鏡で、みんなが何をしているか見ていました。
終わりのほうでは、体の向きを変えて活動の様子を見ていました。
なんといっても楽しいのが大事。
あらためて音楽の力を感じました。

 

レッスンでは、お子様の個性や興味、成長の様子を観察しながら、

  • 意欲を高め、集中力を引き出す
  • マナーやルールを身につける

ことをこころがけています。

興味のある方は、体験会でレッスンの内容や生徒の活動ぶりをどうぞご確認ください。

 

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  レッスンで「できる」ことが増えました教具を片付ける1歳児

教室に通われている1歳児クラスのお母さま方からうれしいご報告をいただきました。

  • 教室と同じようにおもちゃや遊びをそれぞれトレイにのせて手の届く棚に置くようにしたら、自分でトレイを取りにいって遊び、終わったら片づけました
  • 前はいやがっていたのに自分から手洗いをするようになりました
  • 食事の前に、小さな手を合わせて「いただきます」ができるようになりました。

2022年度のレッスンが始まって半年が立とうとしています。

  • 棚からトレイに乗った活動を選び、机に運ぶ
  • イスに座って机で活動し、終わったらもとあった場所に片づける
  • 幼児専用の洗面台でこまめに手を洗う
  • おやつを食べる前にみんなで「いただきます」

こういった活動の繰り返しが自然に身についているようです。
週に1度のレッスンですが、お子様の吸収力は素晴らしいですね。
教室での活動が定着して、嬉しさいっぱいです。

その中でこんな質問が出ました。。

  • 「家ではなかなかじっとしてくれなくて大変です。遊びや食事など落ち着いて家で生活できるようになるにはどうしたらいいですか?」

モンテッソーリ教育では、子供は環境から学んで成長すると考えています。
お子様がご家庭できちんと生活するためには、環境を整えることが大切になります。
 

  お子様に関わる二つの環境

 

モンテッソーリ教育ではお子様のまわりにあるものや人を「環境」と呼んでいます。
モンテッソーリ教育では環境を次の二つに分けて考えます。

  • 物的環境:洗面台やドア、階段などの部屋まわり、テーブルやイスなどの家具、箸やスプーンなど日常生活で使う道具、遊ぶおもちゃなど子どものまわりにあるモノ
  • 人的環境:お母さま、お父様、兄弟、祖父母など子どもに関わるヒト。私たち教師もお子様に影響を及ぼす人的環境になります。

たとえば、植物について考えてみます。
空気や土、水、太陽、場所などの環境によって、育ち具合が変わってくるので、それぞれの植物にあわせて環境を適切にすることでぐんぐん成長します。

同じように、健やかに成長するためにはお子様に合わせて二つの環境を適切に整えることが大切になります。

  • 子どもが扱いやすいサイズ
  • 子どものテンポで主体的に活動できること

これらの点に、環境を整えていきましょう。
子どもが主役となって活動できる環境を用意することで、伸び伸びと活動しながら必要な能力を獲得健やかに成長していきます。
また、主体的に活動することで自己肯定感が育ち、自然に自立へと向かいます。
 

  具体的な環境の整え方(手を洗う)


実際の例で具体的に考えてみます。
お子様は1歳を過ぎると自分で手を洗う力がついてきます。
水に触るのも大好きなので、日常のマナーを身につけるきっかけにもなります。
洗面所で手を洗う場合について取り上げてみました。
 

①物的環境の整え方

  • 手が届くように階段や踏み台などを床に置く
  • 水がかかっても服が濡れないにスモッグなどを着る
  • 手が洗いやすいように洗面器をシンクに置く
  • 石鹸はつい買いやすいように小さく切ったものを用意する
  • 手ふきやハンカチを子どもの手の届くところに用意する
  • 水がこぼれてもいいように床にタオルやマットなどを敷いておく など

子どもが自分でできるように整えてあげることと失敗を想定して準備すると、安心して活動させることができます。

②人的環境の整え方

  • まず手の洗い方をして見せる(大人の8倍のテンポでゆっくりと)
  • なるべく口を出さないようにして集中できるようにする
  • できなくて困っているようだったら補助する

大人の役割は、活動をして見せ、一人でできるようにサポートすることです。

リストアップすると配慮することが多くてびっくりされるかもしれません。
お子様がストレスなく始めるように用意してあげてください。
やる気になるとどんどん楽しくなります。
どんどんできるようになります。
準備やサポートがどんどん楽になります。

食器洗いをする幼稚園児
 

小さい頃は、洗顔、食事、服を着る、靴を履くといった自分の身の回りの活動。
育ってきたら、掃除、食事の後片付け、料理など家事の手伝い。
ご家庭でいろいろチャレンジしていただければと思います。
できることが増えるとお子様が輝きます。
皆さんの育児も楽になります。

 

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モビールを見つめるづける乳児

 

0~3歳のお子様の行動の源は、この2つでした。

  • 吸収精神
  • 運動

環境に適応して生き抜く力を身につけるように、生れながらに授かっているエネルギーです。

  • ものをやたらにつかんで口に入れる
  • じっとしていない
  • スマホやスイッチなど大人がやっているものをすぐに触りたがる

など困ったように見える行動も納得できるのではないでしょうか。
これを踏まえて、育児でこころがけておきたいポイントを3つあげてみました。

 

  1.豊かな刺激をたくさん与える


無意識の中でまわりから驚くほどの情報を吸収する時期です。
言葉が話せるようになるのもこの力です。


お子様が赤ちゃんの方、ついつい寝かせがちにしていませんか。
自分から動くことはできませんが、目や耳はしっかり働いています。

  • 語りかけ
  • モビール
  • 音楽

など、工夫されてはいかがでしょうか。

 

また、歩けるようになったら

  • 外歩き

は、豊かな刺激が得られ、たっぷり運動することができます。

コロナなど気がかりで外に出にくいかもしれません。
人の込んでいないところや家のまわりなど1日に1回は外にでたいものですね。

 

  2.子どもの行動をできるだけ止めない


ハイハイや歩けるようになると自分の行きたい所に移動できるので、興味のあるものが見つかるととにかく手で触るようになります。

  • トイレットペーパーやティッシュをつかんで出す
  • 本を出したり本のカバーを取る
  • 棚の戸を開けて中にあるものを出す

など家の中は大変です。
手の届きそうなものを離したり、棚の戸をロックするなどの対策をとっておられるかもしれません。


見えないけれど、お子様の中で「吸収の精神」に後押しされて、全力で活動しています。

  • 一生懸命に成長しようとしている。

そう理解して、危険なこと以外はどうぞじっくりと見守ってください。

  • 引っ張り出した缶詰を積み上げる
  • ティシュをちぎる練習をする

など興味を持ったものをアウトプットにつながる活動にしていくのもよいかと思います。
 

  大人はきれいで豊かな言葉を使い、落ち着いて振るまう

 

お子様は、五感をフルに使って無意識のうちに環境からの情報をびっくりするほど吸収しています。

  • まだ言葉がわからないから
  • 大人が何をしているかわかっていないから

と気軽に大人同士が会話をしたり、行動をとりがちですが、お子様の五感がしっかりとらえて話や行動をまるごと記憶しています。

  • 見られている
  • 聞かれている

そのように意識して行動したいものです。

お子様にしてほしい振るまいや話し方を手本として生活の中でしていくことを心がけたいものです。

できることばかりですが、日頃の生活で実際にやろうとするとかなり大変です。
意識しながら行動を心がけて行けば、それだけでも違います。

自分たちで絵本を読みあう2歳児

 

私たちのような幼児教室などの習い事が、小さなお子様にいろいろと用意されていますが、一番の先生はいつもいっしょにいる大人です。
ご家庭での学びがお子様の人格形成に最も影響します。

毎日の生活の中でのお子様への配慮で身体や感覚、まわりへの興味や好奇心がしっかり育っていきます。

育児をすることで、私たち大人も成長できます。
いろいろ工夫をして、お子様の成長の手ごたえを感じて育児を楽しみましょう。

 

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  子どもの行動に疲れていませんか

 

教室に通われるお母さまからいろいろなお悩みを聞きます。

  • 見えたものを手に取り口に入れたがって困っています。(10ヵ月)
  • いろいろなものをとにかく出すので家の中が大変です。(1歳児)
  • ひとつのことにハマるとやめようとしなくて次のことができません。(2歳児)

なんでそんなことをしたがるのか、言うことをきいてくれないのか、困ってしまうことがよくあるのではないでしょうか。

私も娘と2つ下の息子、2人を育てましたが、小さい頃の育児は本当に大変でした。
そんな中で役に立ったのがモンテッソーリ教育の経験でした。

  • モンテッソーリ教育が考える子どもの行動の特徴とその理由

は、本当によく当てはまりました。


行動の理由がわかれば、どのように対応したらいいのか見えてきます。
身体は疲れましたが、気持ちは明るく、子育てを楽しむことができたように思います。

お子様の発達の特徴を頭に入れて、ゆとりを持って行動することで育児が楽になり、お子様の成長がぐんぐん進みます。

 

  幼児期の発達の特徴


幼児期は脳がぐんぐん発達する時期で、5歳で大人の90%ぐらいまで達するようです。
脳細胞そのものは、生れてから2か月くらいまでで1000億個に達したあとは増えませんが、神経細胞が3歳まで増加していきます。
3歳に入ると良く使う神経細胞が強化されていきます。
使わない神経細胞を落として整えられ、5歳ぐらいまでで脳の基礎ができあがります。

成長の特徴は、幼児前期(0~3歳)と幼児後期(3~6歳)で大きく変わります。
幼児前期(0歳~3歳)は、脳のハードウェアをつくる時期と言われ、無意識の中で、五感でまわりの環境を探索し、理解しようとします。
幼児後期(3歳~6歳)は、脳のソフトウェアをつくる時期と言われ、手や身体の動きが洗練され、感覚器官を意識的に使ってまわりの環境を捉えようとします。
 

  0~3歳は「運動」と「吸収」で発達

「とにかく何でも口に入れるので大変!」

など、子どもの行動は大人と違ってとまどいますね。
 

実はこういった行動は、成長のためにとても大切なのです。
2歳ぐらいまではまだ意識はありませんが、無意識のなかで口や手など五感を駆使して、まわりの世界を探索しているのです。
 
モンテッソーリ教育では、このような幼児期のいろいろなものを探索して確認しようとする行動の原動力を「吸収精神」と呼んでいます。
環境に適応して生きようとするために、遺伝子として持っている人間ならではの特徴とも考えられます。


「吸収精神」という強烈なエネルギーが、「運動」により世界を探索し、五感で情報を得ているのです。
言語や習慣、文化といった大切な情報が子どもの心の中に根を下ろし、様々な情報が将来の豊かな知識の土台になります。


「運動」の中でも、特に手の動きが大切です。
手は脳の一部と言われるようにさまざまなセンサーがつまっています。
1歳を過ぎたころから手を使いこなせるようになっていきますが、手を通してまわりの情報を吸収しているのです。
 

  行動が理解できると楽になります

 

コロナの影響で外出を避けたり、体調管理など日ごろの生活が本当に大変だと思います。

お子様と二人で過ごすことも多くなり、イライラもたまりがち。

 

お子様の行動は、「吸収精神」に突き動かされて「運動」します。
環境にて適応して生き抜く力を身につけるためです。
お子様の行動は、すべてお子様の成長につながっています。


このことを頭に入れてお子様の行動を見ると、理解できることが多くなるのではないでしょうか。
理解できれば、気持ちにゆとりが生まれて育児が楽になります。

たくさんの発見をして、育児が楽しくなりますように。

 

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  お友達に手を出してしまいました


1歳を過ぎて2歳ぐらいまでのお子様。
しっかり歩いて手も良く動くようになります。
「すき」、「きらい」といった感情や、

「したい!」「しない」といった意志も育ってきます。
でも、自分の感情や行動をコントロールできるのはこれからです。
他の子とのかかわりの中でどうしても手が出てしまう場合があります。

他の子が自分のそばに寄ってきました。
嬉しいのですが、近づかれすぎて思わず「イヤ!」
相手を押したり叩いてしまいます。

他の子がおもちゃを持って遊んでいます。
見ていたら自分もしたくなりました。
取りに行ったら相手が「イヤ!」
相手を押したり叩いてしまいます。
この逆で自分が持っているものを取りに来た子を押したり叩く場合もあります。

 

  そんなときはどうされますか。


A.子どもをしかる


びっくりしますね。
まず、そのお子様や保護者の方にあやまります。
子どもを叱ってあやまらせます。
「何でそんなことをしたの!」
「お友だちがビックリしているじゃないの。」
「危ないからそういうことはしてはいけません。」
「わかった?」
「お友だちにあやまりなさい」
「これからこういうことをしたら、ママ怒るからね!」

他人に害を与えることはNGです。
迷惑をかけた相手に謝ることも大切です。
きちんと社会のルールを教えるのはとても大切ですね。


B.子どもをさとす


まず、そのお子様や保護者の方にあやまります。
子どもを人がいないところに静かに連れていきます。
子どもと目線の高さがいっしょになるようにかがんで子どもと向き合います
「どうしてあんなことをしたの」
話ができるようだったら話を聞き、子どもの言い分を受け止めます
「あなたがもし同じことをされたらどんな気持ちになると思う?」
「イヤな気持ちになるよね」
「自分がイヤな気持ちになることは他の人にもしない方がいいよね」
「どんな理由があっても、人を傷つけることはしてはいけないの」
「あなたならわかってくれると思ったわ」
「戻ってお友だちに謝ってみる?」

別の場所に連れて行ったのは、子どもの自尊心を傷つけないためと気分をクールダウンさせるためです。
目線を同じにして、心をこめて向き合います。

  • あなたを尊重しています
  • あなたを愛しています
  • 真剣に伝えたいことがあります。

お子様を尊重し、肯定することが基本です。
してはいけない理由を納得するように語りかけます。
また、繰り返しても、同じ対応を取り続けます。

 

  モンテッソーリ教育の視点

 

皆さんは後者の対応の方がよいことは十分に承知のことと思います。
でも、いざ、目の前でこういうことが起こったら感情が高ぶってしまい、最初の対応になりがちかもしれません。
あるべき姿を常に意識して、現実を少しでも近づけていきたいですね。

叱ると、保護者の前ではこわくてしないようになるかもしれませんが、保護者がいないとする可能性がでてきます。
さとす場合は、自分が納得できたので保護者がいなくてもしません。


お子様の自立を目指すモンテッソーリ教育では、子どもが自分で気づくことを大切にしています。
講師はこういった態度を常にとることができるように訓練を受け、日々心がけています。
モンテッソーリ教育というと、自由なイメージが大きいと思いますが

  • 自分を傷つける行動
  • 谷をきずつける行動

はNGで、決して受け入れません。
子どもが納得し、しないようになるまで何度でも辛抱強く子どもにさとすスタイルで、注意をし続けます。
 

  一流のモンテッソーリ講師のカミ対応


 

モンテッソーリ教育の先生には、別の場所に行って、子どもをさとしたあと、
こういった対応を加えることのできる先生がおられます。

子どもの両手首をそれぞれ持って、子どもに手を合わさせます。
子どもの目を、愛情をこめて見つめます。
軽く子どもの手を動かして、子どもが自分の手を感じるようにします。
そして静かにこう言うのです。


「あなたの手を、こんなことに使ってほしくありません。」

本当に素晴らしいですね。

こういった対応がいつでも取れるように心がけていきたいと思います。

教室の0・1歳児クラスは、親子で参加し、お子様の活動を保護者がサポートします。
講師がアドバイスや支援を行いながら、実際にお子様と接する中で、接し方を学ぶスタイルをとっています。
接し方の詳しいマニュアルがないので不安に思われるかもしれませんが、実践が一番です。
数カ月もすると、保護者様のお子様への接し方が見事に変わります。

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  モンテソーリ幼稚園の先生として活躍

 

皆さん、久保純子さんをご存じですか。

紅白の司会もつとめた元NHKのアナウンサーです。

今はご主人の仕事のため、家族でニューヨークに住んでいらっしゃいます。

 

NHKで司会のかたわら、子ども番組の企画もされるなど、もともと教育に興味があったそうです。

知人のお子様に接する機会がありましたが、そのお子様の集中力にビックリ。

聞くと、モンテッソーリ教育に熱心に幼稚園に通っているとのことで、モンテッソーリ教育に興味を持ったとのこと。

 

フリーに転身されて、数年前から家族とニューヨークでの生活が始まりました。

モンテッソーリ教育の盛んな米国で本格的にモンテッソーリ教育に挑戦。

理論を学び、幼稚園で1年間実習をして、モンテッソーリ教師の国際資格を取得されました。

 

50歳を機に、「やるんだったら、今しかない」と米国でモンテッソーリ幼稚園の先生になり、モンテッソーリ教育を現場で実践されています。

英語でお子様に接していらっしゃるのでしょうね。

多彩な性能と意欲に驚かされます。

 

  マツコ会議でモンテッソーリ教育の魅力を語る

 

 

人気テレビ番組で私もよく見る5月21日【土】「マツコ会議」に久保純子さんがゲストで出演。。

モンテッソーリ教育の資格を取得して、入ヨーク幼稚園で教師をつとめる久保さんが、モンテッソーリ教育の特徴を説明されました。

面白いだけでなくポイントをはずさないマツコさんのツッコミと久保純子さんのつぼをおさえた回答に感心するばかりで。

30分の番組の中で、5分間モンテッソーリ教育が次のようにわかりやすく語られました。

 

モンテッソーリ教育と言えば将棋の藤井聡太さん。

藤井さんの圧倒的な集中力にはビックリさせられますね。

 

モンテッソーリ教育の特徴は、この集中力なんです。

 

モンテッソーリ幼稚園ではたくさんの教具があります。

その中から、自分で好きなものを選んで好きなだけ活動します。

好きなだけしていいのです。

大人は指図をしません。

ここが大きく通常の幼稚園と違います。

 

自分のやりたいことにピッタリな教具や活動を見つけると、何回でも活動します。

最初は難しくてうまくできなくても、繰り返すとできるようになります。

 

「できた!」

 

子どもは満足感と達成感で満たされ、嬉しさでいっぱい!

この嬉しい気持ちが原動力になって、いろいろなことに挑戦していくようになります。

このような活動のサイクルにより、子どもの中に集中力が育っていくのです。

 

モンテッソーリ教育の魅力を本当にわかりやすく説明され、さすがです。

マツコさんの楽しい質問も、見ている人の興味をひき出して理解が進みます。

 

モンテッソーリ教育の紹介の説明資料(動画や画像)の中で、当教室の幼稚園児の活動の画像4枚をご活用いただきました。

  • ピンクタワーの活動
  • 生け花の活動
  • 数の活動(数の棒と数のカード)
  • 貼る活動

番組を企画制作されているご担当の方が、モンテッソーリの活動の画像を探していて、Webで、バンビー二クレアーレHPのブログに掲載している画像を見つけました。

メールで画像を提供いただけないかとの問合せに、モンテッソーリ教育を広く知ってもらう良い機会ですので、提供させていただくことにしました。

 

  番組を見てモンテッソーリ教育に好感度!

 

5月21日(土)の放送の後から6月で6名の方が体験に来られましたが、ほとんどの人が、この番組をご覧になっていました。

おひとかたは画像のクレジット(幼児教室バンビー二クレアーレ)で検索されたとのこと。

番組「マツコ会議」の力には驚かされました。

 

皆さん、番組でモンテッソーリ教育のポイントを理解されておられ、実際にお子様といっしょに活動を体験。

リトミックも楽しく過ごし、ほとんどの方が入会されました。

 

7月は、コロナの影響や体調不良など体験会を見送る方がほとんどでした。

8月は、安心してご体験いただこうと、0歳児、1歳児、2歳児は、お一組でご体験いただく個別体験会を開催。

数名の方にご体験いただき、レッスン内容や感染対策などご納得されて入会いただいています。

9月も個別体験会を開催いたしますので、ご安心してモンテッソーリ教育を実際にご体験くださいませ。

 

詳細はこちらからご覧ください。

 

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