お子さんが1年後になってほしい姿
入会をご検討されている方には、まず実際のレッスンを体験いただくようにしています。
- お子さんが教室のレッスンや雰囲気になじめるか
- 保護者が教室の方針に理解・共感できるか
実際の様子を肌で感じ、ご納得いただいたうえで、レッスンに参加いただきたいと考えています。
これからの育児のご参考になるように、レッスンでのお子さんの活動の様子を観察。
発達状況や環境との関わり方をお伝えし、アドバイスをするようにしています。
また、レッスンに参加する前に1つ質問をさせていただいています。
- 「1年後あるいは将来、どんなお子様になってほしいですか?」
イメージはあるかと思いますが、明確に言葉にすることは少ないかもしれませんね。
お子さんの将来の姿を言葉にいただくことで、育児の目標が明確になります。
そして、レッスンへの関わり方もより積極的になられます。
積極的に取り組み、自分で考え行動してほしい
最近体験いただいた方の1年後(将来)のなってほしい姿を紹介させていただきます。
Nちゃん(1歳5か月)
- 自分で考え、自分で選べるようになってほしい
- 自分のことができるようになってほしい
Yくん(1歳10ヵ月)
- ものおじせずにチャレンジしていく子になってほしい
Kちゃん(8か月)
- 人の気持ちがわかる、優しい子になってほしい
- いい悪いを自分で判断できる、自分で考える力を持ってほしい(人生は選択の連続)
- 集中力をつけてほしい
- 感情が激しいのでやり抜く力の起爆剤にかえていきたい
本当に素晴らしいです!
みなさんの共通した想いは次のようになるかと思います。
- 「自分」で考え、選び、行動してほしい
- 集中力をつけて、積極的にチャレンジし、やり抜いてほしい
ひとりで前向きに進む「自立」した子どもが目に浮かびます。
みなさんが望む「自立」こそ、モンテッソーリ教育の目指す子どもの姿なのです。
子どもの「自立」を援助するモンテッソーリ教育
子どもの「自立」とは、他人からのサポートを受けずに自分で何かができることです。
1歳半前後で歩けるようになった時点が「自立」への出発点。
自分で思った所に行けるようになった子どもは、夢中で自分の周りを探索し、気になったものに繰り返し関わります。
そうした中で、
- つかむ、握る、落とす、入れる、つまむ、開け閉めをする
- といった基本的な動きを自分で訓練し、上手になっていきます。
基本的な動きをマスターすることで、日常生活を自分の力で過ごすことができるようになるのです。
「自立」できると、子どもは急速に成長が進みます。
「自立」が遅いと、成長も遅れます。
1歳半から3歳は、「自立」の土台を築くとても大切な時期。
0歳児、1歳児、2歳児の活動では、次の点を大切にしています。
- 「自立」に必要な様々な基本運動を訓練する教具を豊富に用意
- 自分で選ばせることで、子どもは繰り返し訓練。子どもが今必要としている訓練が何かもわかる
- 大人が最低限の援助をすることで、やりたい意欲が育ち、集中力が身につく
「自立」の土台ができると「考える力」と「学ぶ力」が伸びます
3歳までに「自立」の土台ができた子どもは、幼稚園児クラスで
- 日常生活の練習
- 数の活動
- 言語の活動
- 感覚の活動
- 文化の活動
に意欲的に取り組み、興味の幅を広げながら、
- 考える力
- 学ぶ力
を高度なレベルで身につけていきます。
お子さんの1年後あるいは将来なってほしい姿が重なりましたら、レッスンをご体験いただけましたら幸いです。
お子さんのこうなってほしい姿をぜひお聞かせくださいませ。