さて、
今やこれ以外にデリバリーで使うクランクは考えられない
SRAM OMNIUM のBB(ボトムブラケット)の規格はGXP。
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SHIMANOホローテックⅡタイプ、とか、
ダイレクトドライブだとか呼ばれている方式かな。

スタンダードなねじ切りのBBシェルのフレームに使えて、
交換の為の工具もわりかし安価で、

ベアリングがBBシェルの外側に来るので
ベアリング径、シャフト径を大きくでき
軽量、高剛性にできる方式。
今までより大股で踏ん張ってくれるって感覚。

これにするともうスクエアテーパーやオクタリンクなどには戻れないよ。
セッティング次第では回転性能は劣るかもしれないけれど、

たった一日のレースを走ってる訳ではないからね。

剛性、
メンテの楽さ(シール性も高いのでメンテフリーに近い。)は
ほんとにありがたい性能。

他にもRACEFACEのケイデンスクランクもあるけど、PCD130。

SHIMANOのDXRは歯数足りないし、どうやら少しチェーンラインが合わないみたい。

ロードだとさらにBB30やBB86などさらに大口径な新規格が多々登場してますが、
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今は規格乱立で、フレームも専用だったりするから、様子見。

そのうちどれかがスタンダードになっていくのかな。

そもそもトラック用なさそうだし。

そんなOMNIUMのGXP BBは20,000kmをずいぶん越えて、
ちょびっとガタが出てきちゃいました。

オクタリンクのデュラエースは10,000km程度でゴリゴリだったような。
そう考えるとやはりお得!

クランク本体にダメージがくるのも怖いので、交換に踏み切ったんだけど、

純正はちょいと回転渋めな3,600円か
CERAMIC仕様なREDのグレード25,000円しかないという謎設定。

それならばとBMXレースで調子良いと噂のTOKENのSHIMANO用は
GXPに合わせるためのアダプターがラインナップされているはずなんだけど、
なぜか日本のカタログに無い。
しかも個人的にはシムやアダプターで合わせる事がなんとなく苦手。

CHRIS KINGはシール性能高すぎて重い、そもそも高い。

ならばとどうやら新製品らしい、TNI CERAMIC GXP BBいってみるかなと
ABOVEで緊急取り寄せ!
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あっさり外して、
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クランクのシャフトについちゃってたシム的なものに気づかず焦りつつ、
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しっかり掃除して、
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インストール。

黒シェルいいね。
赤も考えたけど。

向きさえ間違えなければ、すごく簡単。

なんだか最近自分でメンテする範囲が狭まってしまっていたんだけど、

なんでピストかって、メンテが楽だからって事もあったよね。

もっと愛情かけてみよう。

この自転車に乗るのは僕だけなんだし。

前後PAULのあのホイールも、
なんでかわからないんだけど
フロントのスポークのテンションが下がり、しかも一本だけゆるゆる。
リアはハブにガタ、リム振れてるって状態。

こうなったら前後CXP30で自分で組み替えてみるか。


それはともかく一日目。
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うむ。
こりゃいいよ!

滑らかで軽い!
CERAMICベアリングは回転性と耐久性も併せ持つのが売りらしい。

これからに期待‼