中高一貫校を見学して。海外orインター進学か、高校受験か | Playful learning! -11歳男児と母の学び記録-

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プレイフルな学びで息子&自分を育てたい母のブログです。

息子は保育園と英語プリスクールを併用してました。今は日本語の小学校に通い中。オンライン英会話くらいしかやれていません、、

なんと2年半ぶりの記事になるみたいーー。びっくり。


読んでくれる人いないだろなーーと思いつつ、今の悩みは 英語育児界隈でしか共有できない気がしていて、あと、実名SNSに投稿するのもちょっと憚られ、こちらに投稿してみます。

方針違う方とか、イラッとするかもしれないんだけど、正直に書いてみるので、ちょっと議論(おしゃべり)してくれる方がいたら嬉しいです。


息子5年生は、小中一貫校にいまのところ問題なく通ってるので、高校進学時まで受験する気は基本的にはないのだけど、まあ中学受験も本人がやりたければ無くはない、ので、

週末、地域の中高一貫の、スーパーサイエンスハイスクール の指定されてる、県立中高の授業公開の見学にいってきました。

ギリギリ、いまの住まいからも通える(息子と同じ学校の卒業生で高校から通ってる子もいる)と聞いて。中学はともかく、高校からならありなのか?と思って。

そこの中学校は、中高一貫っていう形になってまだ10年ちょっとくらいらしいのだけど、県立で、市町村立じゃないから?受験しないと入れないみたい。疎くてよくわかんないんだけど、、、。ちらっと倍率見たら、4倍とか5倍とか、そんな感じの狭き門、な模様。

で、たったひとコマしか見学してないんだけど、中学の授業は、面白そうだと思いました。みんなタブレットかパソコンを与えられてて、先生は課題を出す→そのあと個人なりグループで考える。オンラインを使ったグループワークのスムーズさとか、びっくり。黒板はあるけど使ってなくてプロジェクタがあって、先生たちは手元のデバイスに色々書き込んで、それが投影されてるだけ。
こどもらも、まあーちゃんと集中してるし、タブレットもPCも他の機能で遊んでるような子はいない。まあ、授業公開日っていうのもあるから普通の日はどうかわかんないけど。
先生たちも、国語、算数、理科と見たけど、インタラクティブな感じがした。算数は、漢文と絡めた三元一次方程式の問題をみんなで問いてて、見学の子らも 鶴亀算とかいいながら参加してて。理科は太陽の黒点観察からの、個人での考察。国語は、原爆テーマの2つの文章を読んで、比較したり 共通点を探したり。
面白いと思ったのよ。でも、今の息子の通い先(小中一貫私立、生きる力を育む系)の授業も、負けてないと思う。わかんないけど、多分。違うとしたら集団としての集中力。ほんっと100%全員、授業を聞いてるように見えたから、その集団での学ぶ力みたいなもの。
まあでも、そこは、授業だけでなくて他の面での良し悪しと総合して考えないといけないから。私の今のところの結論は、別にこのままでいい。

中学校の廊下に、大学受験の資料と高校入試の問題プリントとか置いてあって、刺激的だとは思う。あと、理数系の部活みたいなのも活溌そうで面白そう。
でもねえ、、6年生の間せっせと受験勉強してまで目指すか?的なところは、どうでしょう、そこまでの価値は無いように思えた。

で、高校。
高校は普通科と理数科があって、恐れずにいうなら私の母校と似たようなポジショニング、地方の進学校。でも、諸々レベル高いと思った。30年前とはさすがに違う、海外留学の募集があったりとか、スーパーサイエンスハイスクールならでは?で、高2全員のポスター発表するとか。でも懐かしい感じも多くて。わりと先生が黒板使っていて、英語も、文法を日本語で説明して、みんな黒板に向かって、課題パートになったら一対一で話す練習する、とか。でも、ディベートコンテストとかの表彰されてる子もいるみたいで、ほんとにそっちに力入れてる子には別の伸ばし方をしてるのかもしれない。

多分、国公立大学の受験をメインに置いてるから、国語も数学も、文系だろうが理系だろうが、一定のレベルを求めてる感じ。まあ、授業のレベル高いーー、っていうことです。高2のポスター発表は、普通科と理数科でちょっとレベル違う気はしたけど。普通科は、まあ、なんちゃって、小中学生の自由研究と何が違うのかな?くらいの感じ。

で、私は、
とはいえ日本の国公立大学、理系、を目指すなら、こういう伝統的な授業が必要なんだろなーー、と思い。数Ⅲ、数Cとか母国語じゃないと理解できんし、母国語でちゃんと理解するのが優先と思うと、こういう伝統的な教育が良いんじゃないか?つまり、たぶん日本の高卒時点の理数教育のレベルの高さを享受したい感じ。

一方、うちの夫は、そんなん、要るかね?って感じ。高校から海外とかインター行って、英語で議論したりできるようになるのが優先で、難しいことは自分の専門分野だけ、大学でやればいい、って感じ。。あと、数学は英語だからって理解に苦しむことあるかね?と。むしろ日本語で謎の日本語単語つけられてるほうが、わからなくないか?と。でもそれもそうな気もする。

そんなこんなで、私が先回りして考えすぎるから、息子には、君が考えてくれないと私が余計なこと色々考えてしまうわー、たのむわ自分で決めてー、とか話してるんだけど。

まあ小5でそんなん見えるわけないし。。せっせと今から高校大学のこと考えてたら、それはそれで心配して、子ども時代はとにかく楽しく過ごしてほしかったのに、間違えた?と思うだろうから、今の感じでいいんだけどね。

でも 母は先回りしちゃうのです。
今の問いは、
日本の高校の理数教育レベルを身につけるのを求めるvs北米地域のディスカッションスキルとかマルチカルチュアルな中で生きていくお作法を求める。高校時代に優先すべきはどっち?
って感じ。そもそも問いが、間違ってるかもなんだけど。