※私が生まれたのは40年ほど前のことです。今は医療が進み余命宣告されることはないと思います

 

局所麻酔で始まった喉の手術。説明がよくわかりませんでした。とにかく、切開して肉芽種を取るという事。

私はワーファリンという血をサラサラにするお薬を服用しているため、出血が人より多い事、上を向くと肉芽種が気管をふさいでしまうため、上を向かることは不可能なので、普通横に切開するが、今回は縦に切開するとのこと。

そのため、傷が目立ってしまう。と説明されました。傷気になるなら移植(おしりの皮膚持ってくる)の手術もできるからのちのち相談しましょう。と言われました。

 

正直、傷なんて、胸に大きなものがある。腹部にも外部ペースメーカーやドレーンの痕がたくさんある。今さら??って思いでいっぱいでした。傷なんて、私の頑張った証、勲章なんですよ。だから気にするなんて考えてもいなかったです。

 

手術中まさかの局所麻酔で怖さが増す。挙句、「J-POPでいい?」と聞かれたので、この時のランキングを聞きながらの手術でした。

ジャニヲタの私には知らない曲ばかりで、なんだこれ?と気も紛れず聞いていました。

そして、まさかの医者、私の点滴さしている腕によりかかる・・・すっごい痛くて、思わず、「腕・・・いたいんですけど・・・」って言ったら

「え?なに?なんともないよ??」って・・・・

そんなこともありつつ・・・・甲状腺を触られ「咳出る??これが甲状腺!」って遊ばれ・・・(内心早くしてくれと)

気管を切開し、プシューっと空気が抜けたあたりで全身麻酔に切り替えられました。

 

ねぇ・・・最初から全身麻酔じゃだめだったの??なんなの??ってなった。

 

うちの父親、海外赴任していて、この日帰国予定だったんです。海外から帰ってきたら娘まさかの緊急手術・・・相当焦ったようです。

術後父が病室にいて、いろいろな思いがあふれ泣いた記憶があります。

手術自体は2時間半くらいで終わったような記憶があります。

 

慣れない耳鼻咽喉科での入院。定期的に来てくれる循環器の先生に会うのが楽しみでした。そして1週間ほど、しゃべってはいけないといわれました。