世の中には、いろんな意見があると思います。
私の考えは、決して番組批判ではなく、あくまで、こうなったらいいなぁという、一視聴者の希望的な意見です。


気を悪くされる方もいるかもしれませんが、ご承知おきください。


私の娘には、障害があります。
ですので、何かと障害者理解のために、公私共に学ぼうといろいろな方々のお話を聴いたり、資格を取ろうとしたりしています。


先日、聴覚障害の方の理解のためのお話を聴く機会がありました。


わたしの中で、障害者理解の第一歩は、「知ること」「知ってるいること」だと思っています。
そして、次の一歩は、「知ってることをもとに実践すること」だと思います。
聴覚障害理解のお話の中にもありました。「聴覚障害」と、一言で言っても、「きこえかた」に違いがいろいろあるということ。




この中のヒロインのひとみは「感音性難聴」であり、世間一般的に思われがちな「伝音性難聴」と違って、聞き取りにくい音域がある。なので、誤解も生じやすい……

つまり、難聴も様々であることが「知ること」で、難聴の種別によって対応してあげることが「実践すること」なのだと、学びました。





昨年、お聴きした視覚障害の理解のお話では、「みえかた」にも、いろいろあることがわかりました。
全盲の方もいれば、弱視の方もいらっしゃるのですね。



昨年の24の裏で「バリバラ」という番組が「感動ポルノ」の話題をとりあげていたのは、ご存知の方も多いと思います。
何故、私が、24テレビで心がざわつくのかと言うと「障害のある人って、かわいそう」「障害のある人も頑張ってるから、自分も頑張ろう」と、思うにとどまってしまってないかしら?と、いう懸念があるからです。


そう思う気持ちも大切なことではあると思いますが、そこから「何ができるか?」「どうしたらいいのか?」と、実践につなげていっていただけるとありがたいです。


どうか、今年の24時間テレビのあと、障害や病を抱えていらっしゃる方々が、理解のもとに対応してもらえる機会が増えることを心から願っています。