「ピエモンテーゼの洗礼」  at  La Valle(ラ・ヴァッレ) | 渋谷 イタリアンレストラン & ワインバー bambi official blog byユウスケ

「ピエモンテーゼの洗礼」  at  La Valle(ラ・ヴァッレ)

さてホテルでお着替えしていざ出発

トリノ市街から車で15分くらいTrofarelloトロファレッロという町に移動、あたりは大分町並みがかわり車の工場や住宅街がひろがる



そんななかにぽつんとあるのがbambiシェフ能勢君が働いていたリストランテ「La Valleラヴァッレ」ちなみに郊外にあるリストランテというのは実力がないと生き残れないのでいいお店が多い

お店について再会の挨拶が終わると地下のセラーを案内してくれた

ちなみにどこもそうだったが意外とシャンパーニュがたくさん保管されていてワインリストにも載っている、赤ワインや白ワインはほぼ載っていないのでやはりイタリアでもシャンパーニュは別格らしい、、、

それではいよいよディナースタート、期待に胸が膨らみます


ポレンタとバッカラ


ピエモンテ牛のヴィテッロトンナート
低温調理した牛肉をうすくスライスした上にツナとアンチョビのソース
これはbambiでも出していたメニュー、なるほどこれがルーツ


ちょっと写真が見にくいですがタマネギのタルトタタン
黒く見えるくらいまで火をいれたタマネギの甘みがたまりません


白トリュフのリゾット
さあついにきました!白トリュフ!店中がトリュフの香りに包まれます、口にするとツンとした何ともいえない香りが鼻に抜けていきます、あぁ幸せ(笑)


アニョロッティ ダル プリン 
こちらはピエモンテ定番の手打ちパスタbambiのアニョロッティと違って中には濃厚なチーズが入ってました


ピエモンテ牛のロースト
肉の旨味がシンプルに伝わってくる素晴らしい一品


モンテビアンコ
モンブランの原型とされているピエモンテの家庭菓子、中に入っている栗も濃厚かつ上品、横に添えられているのは「アルキキンジャ」ほおずきにチョコレートをかけたもの、どこのお店でも最後の小菓子などによく出てきた

胃が限界を超えて止まってるコセイさんワインのことを細かくメモしているまきてぃ



これからまわる予定のバローロやバルバレスコのワイナリーの相談をするヘントナオーナー、さすがUCLAでならした英語でなんなくコミュニケーション、

左  南ランゲ地方アルタランガのスプマンテ 2008
中 ヴィニェーティ・マッサ ティモラッソという初めて聞いたかなり希少な土着品種の白ワイン、黄金色で焼きリンゴやパイナップルの香り、酸味もあって濃厚だけどさっぱり


左 ジョセッタ・サフィリオのランゲネッビオーロ 2009
中 G.D ヴァイラのバローロ 2006
右 ラ・スピネッタのモスカートダスティ

アンティパスト4品(1枚写真なし)、プリモ2品、セコンド1品、フォルマッジ(チーズ)、ドルチェ(デザート)、エスプレッソと小菓子
ワイン五本
大満足のコース、正直胃袋は濃厚なプリモの時点でかなりきつかった、、、

店内はいつのまにか満席、隣りの席にいた素敵なおじいちゃんおばあちゃんや、後ろに座っていた人たちもほんとに楽しそうに食事とワインをペロリとたいらげ、おしゃべりに華をさかせていました。
そういった時間を生活の中でとても大事にしているそうです、子供はあまり連れてこないで大人の楽しみ的な(笑)でも確かにどこのレストランでも見かけませんでした。
ピエモンテの人たちがピエモンテの料理を食べてピエモンテのワインを飲む、うーんピエモンテーゼ!



最後に記念撮影、来年日本に遊びに行くときにbambiで働かせてくれだって、うん楽しそう!

さて明日はいよいよトリュフ祭りだ!